クナウパブリッシングは北海道・十勝の企業です。
私たちは、こんなことを大切に、日々取り組んでいます。
私たちは、価値ある情報を
創造、発信、記録することによって
豊かさと幸せの輪を広げます。
クナウパブリッシングの経営指針には、経営理念の前に「基本的価値観」があります。
当社では、社員の身につけるべき価値観として、「対等な人間関係」「共存共栄」「自己成長」「競争と共創」「相互依存」「素直さと正直」の6つを掲げています。とりわけ重視しているのが「対等」という価値観。会社の「役職」は責任の範囲を定め業務を円滑に進めるためのものであって、上下関係を示すものではない、という考え方で経営するよう心がけています。
社外においても、対等な人間関係に基づくパートナーシップを築いていきたいと考えています。外注先、仕入先は「協力会社」というパートナー。そして、もしご賛同いただけるならば、当社にご発注、ご購入いただいているお客様とも、対等な人間関係を築いていきたいと願っています。
当社は地域根ざした企業として60年以上歩んできました。地元では「売る側」と「買う側」の立場がしょっちゅう入れ替わるものです。「対等な人間関係」という価値観が地域に広がることで、より暮らしやすい、働きやすい地域になっていくのではないかと考えています。
私たちクナウパブリッシングは1954年創業。謄写印刷(ガリ版)からスタートし、地域密着型の印刷会社として地元十勝に育てられながら成長していきました。1998年フリーマガジン「月刊しゅん」創刊、2004年には雑誌「northern style スロウ」を創刊。現在では印刷事業を中心に、広告事業、出版事業にも活動領域を広げています。
情報過多ともいえる今日、クナウパブリッシングは情報発信業としてどうあるべきなのだろう? いつもそんな自問自答をしています。
「私たちは価値ある情報を創造、発信、記録することによって、豊かさと幸せの輪を広げます」
2002年10月に制定した経営理念(2008年に一部改訂)は、当社の印刷業の方向性とあるべき姿を指し示したものです。印刷媒体を核とする情報発信事業によって、地域の精神的、経済的、文化的発展に貢献する。それと同時に、当社社員、および関わりを持つすべての人々の幸せにつながるような事業活動を行っていくこと。それが当社の目指すところです。
私たちクナウパブリッシングのユニークなところは、全員が「現場を持ったプレイヤーである」という点にあるでしょう。社長である私は、フォトグラファーとして北海道内各地で取材活動を行っていますし、役員も中堅幹部も、自分の専門技能を生かして働いています。「指示・命令が仕事」という人は社内にひとりも存在しません。
現場で仕事をすることに価値を感じ、自らの手で商品を生み出すことに喜びを見いだす…。
会社組織ですから、役職に上下はあるものの、ひとつの仕事を完結させるという点では、上下関係はほとんどなく極めてフラットな組織となっています。印刷が好き、媒体を作るのが好き…。そんな純粋なエネルギーがクナウパブリッシングを動かしています。
私たちの持つ仕事観に共感していただける方々と一緒に仕事ができれば、これ以上の幸せはありません。
また、学生や求職者の方々には、我が社の仕事に対する考え方、地域に対する考え方をぜひ知っていただきたいと思っています。
未熟な点もたくさん抱えている当社ですが、今後も「豊かさと幸せの輪」を広げていけるよう努めます。ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。