
おはようございます。
午前8時出発。中札内へ。以前下調べした場所を再度訪れる。2ヵ所あって、それぞれの距離や風景を確認。中札内の道の駅で買い物。少しだけ撮影してから帰宅。午後3時、ミーティング。10月に開催される同業者の勉強会について。ミーティング後、スロウ次号の調べ物等。夕方、青空が素晴らしいことに気づく。急遽、芽室、清水方面を撮影。6時50分帰宅。
喜々として危機に立ち向かう
よく言われることだが、危機という言葉は「危険」と「機会」、2つの意味を併せ持っている。したがって、危機というものは必ずしもマイナスの現象ではない。半分はピンチだが、半分はチャンスなのだ。
多くの日本人には不安遺伝子が備わっているそうだ。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌量を左右するセロトニントランスポーター遺伝子には、S型とL型があり、遺伝子の型はSS型、SL型、LL型の3タイプに分かれる。SS型はセロトニン分泌量がもっとも少なく、LL型は多い。日本人はSS型が65%を占めており、LL型は3.2%しか存在しない。つまり、日本人は不安を感じやすい民族というわけだ。
危機に対して過剰なまでに心配する。これは日本が災害大国であったためと言われている。不安遺伝子そのものは必ずしも悪いものではない。危険を察知して生き残るには必要な遺伝子。ただ、目の前にあるチャンスに気づきにくいというのが、不安遺伝子を持つ日本人の弱点と言えるのではなかろうか。危険を察知しつつも、その向こうにある機会に目を向ける必要がある。グローバル競争の時代になるとなおさらである。
そう考えると、組織の中にはLL型の人材が必要となるだろう。もちろん、会社で遺伝子検査をするわけにはいかない。だが、その人と接する中で性格はほぼわかりそうなもの。
組織には「楽観的な人」と「悲観的な視点を持つ人」の両方が必要である。「悲観的な人」は好ましくはないが、悲観的な視点から冷静に現状分析ができる人は必要だ。社員全員が楽観的だったなら、危なっかしい組織になってしまう。
人間の性格は遺伝と後天的なものとによって形成されている。たとえ不安遺伝子を持っていたとしても、不安感や心配性はある程度克服できるもの。そのように自分を鍛えなければならないし、仕事で経験を積んだり、修羅場をくぐり抜けることによって、自分の持つ不安遺伝子を健全な形で働かせることができるに違いない。
遺伝子的にはセロトニンをもっとも多く分泌してくれるLL型が好ましいように思えるが、必ずしもLLだから幸せというわけではないはずだ。不安を感じやすいSS型でありながら、さまざまな経験を積むことで幸せを感じるようになっていく。案外、そのほうが味わい深い人生となるのではないか?
自分の中にある不安遺伝子との付き合い方が重要だ。人生にはさまざまな危機がある。不安を感じることから避けて通ることはできない。そのことを知りながら、喜々として危機に立ち向かっていく。そうした生き方が求められる。
経営環境も生活環境も激変している。昔のように、災害を乗り越えれば元通りになる……という時代ではない。コロナ禍を越えた後にやってくる世界は、以前とはまったく違ったものになるだろう。
リスク回避的な行動も必要ではあるが、回避するだけではかえってリスクは増すこととなる。危機に立ち向かう。それ以外に活路を見いだすことはできないに違いない。同じ立ち向かうのであれば、不安げな表情で向かうのではなく、喜々として立ち向かうべき。
危機を迎えると、その人の隠された本性のようなものが明らかとなる。コロナ禍はある意味絶好のチャンスかもしれない。自分が本当はどういう人間なのかが嫌でも明らかとなる。不安感からその場に立ち尽くしてしまう人もいるだろうし、むやみに動き回る人もいるだろう。喜々として立ち向って、アフターコロナ後の世界を切り開かねばならない。
