
おはようございます。
午前10時15分、幕別温泉グランヴィリオホテルへ。10時半、十勝小・中校長会教育研究大会で講演。テーマは「コロナ禍における企業経営 ~DXによる業態変革への取り組み~」。民間企業の取り組みではあるが、学校経営に置き換えながら聞いていただけただろうか? コロナ禍により質疑応答なしとのことだったため、本当のところはわからない。正午終了。12時半帰宅。2時、中小企業家同友会とかち支部事務局員のM氏とともに未会員訪問活動。この日の最高気温は34.5度。どのようにまわったのか覚えていない。7、8社、あるいはもっと多かっただろうか。じっくり話すことができたのは3社。5時帰宅。
講師になれば、“こうしたい!”がわかる
ときどき、講演やセミナー講師を担当することがある。これは僕に講師としての能力があるからではない。「頼まれたら断らない」を原則としているためである。日程が最初から確定しているものもあるが、こちらの都合で日程調整してくれる講演も多い。他の予定とバッティングして断らざるを得なかったのは2、3度だろう。99%引き受けている。
我が社のみんなにも講師をする機会があれば引き受けてほしいと思っている。実際、学校で出前授業を行ったり、社会人向けの取材・文章講座を行う機会がある。フォトグラファーのS氏は写真講座で人気を博しているようだ。
どうしても特定の人に偏りがちになるのだが、できるだけ講師を増やしたいというのが僕の考え。それはどうしてかというと、講演やセミナー講師を担当すると、日常では得られないような発見や気づきがあるからだ。
発見、気づきの機会は3度訪れる。最初は講演資料を作成しているとき。テーマは主催者から与えられるケースもあれば、自由に設定できることもある。テーマに沿って、伝えたい中身やストーリーを考える。骨格がまとまってから、通常はパワーポイントでスライドをつくっていく。僕の場合、中身とストーリーは比較的すんなりまとまる。スライドづくりの時点で何かに気づくことが多い。
2つ目の機会は講演の真っ最中。話ながら発見したり、気づいたりする。講演中は頭の中が高速回転している。聴き手の反応によって話の中身を微妙に変えていく中で、発見することがある。話ながら、自分の話に驚くことがある。この感覚は実際に講師をした人しかわからないだろう。
3つ目は質疑応答の時間。80%くらいは予想通りの質問が投げかけられる。答はほぼ決まっている。問題は残り20%。想定外の質問に対しても、講師は即答しなければならない。その場しのぎの返答をするわけにはいかない。わからないことはわからないと答えてよいのだが、できるだけ誠意を持って回答したい。そんなときは講演中の高速回転×2くらい頭を働かせることとなる。当然のこととして、発見、気づきが訪れる。こんなチャンスは滅多にない。
発見、気づきから得られるもの。その多くは「自分は本当はこう考えていたのだ」「本当はこうしたいと思っていたのだ」ということである。日常業務の中で、自分が「こうしたい」と思っていることは後まわしにしてしまいがちとなる。それが何度か続くと、本当は何をやりたかったのかも忘れてしまう。
講師になると、自分の内側から「こうしたい」が引き出されてくる。それは公のためでもあり、自分の私的欲求でもある。公私の垣根を超えた、本当にやりたいことが見えてくる。
僕の場合、講師体験は中小企業家同友会の小グループでの学び合い活動からスタートした。やがて、同友会や経営研究会の例会で講師を依頼されるようになった。場数を踏めば、それなりに講演スキルは高まっていく(トレーニングも必要だが)。我が社にも「この人、うまいな」と思うような社員がいる。社内に講師が増えれば、会社は大きく変わっていくに違いない。
