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使える!ビジネス迷言・第19話「案ビリーバボー」

使える!ビジネス迷言・第19話「案ビリーバボー」

おはようございます。
 午前9時、管内のとある高校とZOOMミーティング。9月開催予定のインタビュー講座について。ミーティング後は事務的作業。ずいぶんいっぱいある。午後も続く。30分おきに、3回玄関のチャイムが鳴った。最初は宅配便。次は総務のS氏。誕生祝いの商品券。3回目はスロウ編集部の人たち。花咲ガニと日本酒をいただく。僕の人生が2周目に踏み出したことを実感させられた。4時、幹部会議。夕方、もうひと仕事。6時過ぎ、ありがたくカニを平らげた。

案ビリーバボー

「アイデアは愛である」の項でも述べたが、僕らの悩みの大半はアイデア不足から来ている。困った出来事が起こっても、解決策がハッキリわかっているならば、さほど悩むことはない。さっさと実行に移すだけでよい。困ったり悩んだりするのは、解決策がわからず、よいアイデアが浮かばないからに他ならない。アイデアが浮かぶような体質になることが重要だ。
 アイデアが浮かぶ体質。口で言うほどたやすいものではないが、そのような生活習慣を送ることはさほど困難ではない。方法はさまざまあるに違いない。一番よいのは、アイデア力のある人から教えてもらうことだろう。何か並みの人とは異なった習慣を持っているのではなかろうか。
 僕はアイデア力という点では並レベルなのだが、原稿を書くために有効なアイデア捻出法を長い間かかって会得した。「会得」というほどたいそうなものではないな……。誰でもその気になれば、今すぐ身につけられる習慣である。それは非常にシンプルであり、何の能力も必要としない。
 まず最初に行うべきことは、夜眠る前に「自分を認める」ことである。一日の終わりには自己肯定感が必要だ。辛いことがあっても否定的になってはいけない。また、承認は他者から求めるものではない。自己承認できれば十分と考えよう。
 次に行うのは、他者への感謝。承認は求めるよりも与えるべきもの。日常業務の中でできなくても、夜眠る前ならば必ずできるに違いない。一日の出来事を振り返って、言い忘れた感謝の言葉を述べる(口に出さなくてもよい)。
 この時点で、「私OK、あなたOK」の心理的ポジションになっているはずだ。その状態になってから、最後に「今解決したい問題」について自分に問いかける。できれば、眠気が最高潮に達しているタイミングがベスト。気をつけないと不眠に陥る。寝付きが悪そうな夜は、比較的軽い問題について自問するのがよいだろう。一日くたくたになるまで働いた日は、重たい問題を自問する。これで仕込みは完了だ。
 翌朝、目が覚めたらガバッと起きる。ここが肝要だ。もう少し寝ていたい……とグズグズするとアイデアは霧散してしまう。起き上がってからの1、2分が最初の勝負。ここでアイデアが浮かぶことがある。次のタイミングは朝のルーティン化された動作の中。僕の場合、なぜか食器洗いしているときに思いつく。それから朝風呂に入っているとき。このあたり、個人差があるだろう。アイデアが湧きやすい場所を特定できれば、アイデア力は間違いなく高まる。
 いずれにせよ、心理的ポジションが最大の決め手と言える。何よりも「自分を信じる」こと。併せて「他人を信じる、認める」ことである。マイナス感情が頭の中に立ちこめると、よいアイデアは浮かんでこない。
 「人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる」(サミュエル・ウルマンの詩「青春」より)
 企業経営者には「青春」を信奉する人が多い。僕も「疑惑と共に老ゆる」の意味がわかる年代となった。何度も痛い目に遭ってきたが、痛い目に遭った原因は自分にあるのだ。自然にそのように考えられるような人間になってきた。
 信じることで妙案が浮かぶ。ときには信じられないほど素晴らしいアイデアが現れることがあるだろう。すべては「案ビリーバボー」なのである。

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