高原淳写真的業務日誌 > 使える!ビジネス迷言 > 使える!ビジネス迷言・第29話「NOではなく可能だ」

使える!ビジネス迷言・第29話「NOではなく可能だ」

使える!ビジネス迷言・第29話「NOではなく可能だ」

おはようございます。
 朝だ!と思って起きたら、午前2時50分だった。ちょうどよい。仕事を開始したら3ページ分入稿できた。8時半朝礼。9時半、S氏、K氏とともに中札内村へ。12時半帰宅。午後1時15分、中小企業家同友会とかち支部事務局次長のK氏とともに会員企業訪問。なじみはあるもののよく知らない業界の話。3時過ぎ出社。3時半、今度は企業訪問ではなく、当社まで出向いていただいて、ある会員の話を伺った。おもしろい話が次々出てきたため、帰宅すると5時近くなっていた。5時半、同友会事務所。とかち支部四役会。6時、幹事会。7時50分からは情報交換会。報告者はB氏。事業展開の話だが、同時に可能思考の話でもあった。9時帰宅。

NOではなく可能だ

今朝、何気なく業界紙を開いたら、「人材登用では『どうしましょう派』は使わない」という見出しが目に飛び込んできた。困ったことが起こったとき、社内には「こうしましょう派」と「どうしましょう派」がいる。責任感のあるのは当然「こうしましょう派」だ。本人の思考力、発想力に問題があるのではなく、きっと責任感、使命感の違いだろう。
 もう一つ、可能思考力の違いもありそうだ。難題に対して解決策が見つからないと、いともあっさりと「できない」と答えてしまうタイプの人がいる。これは「どうしましょう派」に近い。組織の中で一番やっかいなのは、「できない」という思考パターンを周囲に伝染させることだ。「できるはずない」「無理です」「先例がない」といった言葉に続いて、できない理由が山のように出てくる。
 「NO」と言い放つことが半ば習慣化している人は、案外というべきか当然というべきか、仕事及び業界に対して精通している人である。経験の浅い人であれば、できるかできないか自分ではわからない。だから、「やってみたら」と言ってくれる人がいたら、素直に実行するものだ。反対に、経験豊富な人が「できない」「NO」と言うと、経験の浅い人たちは「そうか、できないのか」と思ってしまう。これはどの会社でも起こりうること。そうして、会社は停滞し、社風は何となく淀んだものとなっていく……。
 この恐ろしいパターンから逃れるには、「NOではなく可能だ」と言う人を増やさなければならない。これは少しだけやっかいである。「NO」と言う人はある意味勉強家なのだ。もしかすると、僕らの知らないところでしっかり勉強していて、ノートにぎっしり書き込んでいるかもしれない。できることとできないことがちゃんとわかっているから、堂々と「NO」と言えるのだ。
 たとえ、その主張は正しくとも、僕らはほんのわずかに開いている可能性の扉を開かなければならない。ピスタチオの殻を開けるようにはいかない。責任感、使命感、可能思考力を持っている人は、「NO」という人以上に、知識、技術、経験を積み重ねていくことだ。後ろ向きよりも前向きのほうが速く走ることができる。これは試してみるまでもないこと。後ろ向き、つまり「NO」と答えるために勉強する人よりも、「可能」と答えられるように勉強する人のほうが知識、技術の習得は早い。すぐに追いつくことができるだろう。
 追い越したあたりで振り向いてみると、「NO」は不可能のNOではなかったことに気づくことが多い。そうか、「やりたくない」のNOだったのか。その事実に気づいて愕然とすることもあるだろう。それでも、振り向いて愕然としてスピードを緩めている暇はない。5%だった可能性が10%に高まれば、さらに20%、30%と上を目指したくなるものである。
 何事も実際にやってみなければできるかどうかはわからない。やらなければ可能性はゼロだが、数%でも可能性があるのなら、「可能だ」と思ってチャレンジするべきだ。なぜなら、そのようにして自社は成長して今日に至ったからである。「NO」と言う人ばかりなら、とっくに会社は消えている。さらにいえば、人類の歴史も「可能だ」と思い続けた先人たちによってつくられたものである。自分のDNAに刻まれている可能思考力を一人ひとり取り戻さなければならない。

〒080-0046 北海道帯広市西16条北1丁目25
TEL.0155-34-1281 FAX.0155-34-1287

高原淳写真的業務日誌