
おはようございます。
朝から午後4時まで、第62期経営計画書の作成。普通のペースではあるが、もう少しスピードアップしたいところ。4時半、ミーティング。5時半、別件のミーティング。8時40分、帯広市保健福祉センターへ。2回目のワクチン接種。9時半帰宅。10時半就寝。7時間半眠る。今朝の時点で副反応はない。
副反応と副作用
「副反応」という言葉は、新型コロナウイルスのワクチンが出回るまで、聞いたことがなかった。副作用とどう違うのか、よくわからなかった。調べてみると、副作用は治療に使う薬で起こる好ましくない影響、副反応はワクチンで起こる好ましくない影響を指すのだそうだ。有害な影響という点では同じだが、治療薬とワクチンとで使い分けられている。ちなみに、英語ではどちらも「side effect」という。日本には薬害の歴史があるため、厳密に分けられるようになったらしい。
企業経営にも、個人の人生においても、副反応と副作用が存在する。今朝になって、改めてそう思った。
すでに経営環境が大きく変わっており、次の時代に対応可能な社内体制を整えなければならない。組織、個人の環境変化に対する耐性を高めたい。そう思ってワクチン的なものを注入しようとすると、予想通り副反応が起こるものである。これは我が社だけではない。今朝、千葉県の同業者の事例を読んでいたら、変化に対する副反応について書かれていた。たいていの場合は心理的ハードル。実際にやってみたら、どうということはない。むしろ、以前よりもやりやすくなったということが多い。
我が社ではキントーン導入前がそんな感じだったかな? Slackを使う前にも副反応のようなものがあったと思う。実は僕にも副反応がある。LINEだ。僕はどうにもLINEを使う気になれずにいた。けれども、社外の人とのコミュニケーションでは案外LINE使用率が高い。スマホではなくパソコンでLINEを使うようにしたら、いくぶん心理的ハードルを下げることができた。
そんなわけで、副反応はたぶん誰にでもある。心理的抵抗を感じても、「これは必要なものなのだ」と思って、やってみる、やり続けるしかない。
一方、副作用についてはもう少し慎重に考えてみる必要がある。自社がかかっている病を治療しようと、治療薬を投与する。副作用がまったくない場合もあるだろうが、何かしらの副作用があると考えるのが妥当だろう。何が起こるのか、あらかじめ予測しておく必要がある。ワクチンは予防のためのものだが、治療薬は病気になってから使用するもの。副反応よりも副作用のほうが慎重さを要する(ここはあくまでも企業経営の話)。
どのような副作用が考えられるのか? 自社の過去の出来事から類推することもあれば、同業他社の事例、異業種の事例を参考にすることもある。副作用(困った現象)と治療薬の効能を比較し、実施する価値があるのか検討する。ずいぶん醒めた書き方になってしまった。実際にはそこに人の気持ちであるとか、部署や社内全体のモチベーションといった、計測困難なものが関わってくる。このため、ドライに判断するよりも、ウェットな判断をすることが起こりうる。ここがちょっとややこしいところだ。
企業経営の場合、副反応、副作用といっても、必ずしも困った現象だけとは限らないだろう。案外、瓢箪から駒ということが起こりうる。それで救われたことも過去にあった。20年近く前に受けた研修の中に、「棚からぼた餅はあるか」という話があった。変な例えだなと思って聞いていたが、話を聞くうちになるほどと思った。結論としては、棚からぼた餅はある。大事なのは「棚を作ること」なのだ、ということだった。
我が社にとって「棚」とは何なのか? 昨年からせっせと棚を作り続けているつもりでいるが、ぼた餅が乗るような棚になっているのだろうか……。
ワクチンや治療薬の正しい効能に期待するのはもちろんだが、「棚からぼた餅」的な反応、作用が起こるよう、棚の数を増やしていく必要がある。棚づくりは、社長と管理職の仕事といえる。
