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仕事観について102 声質

仕事観について102 声質

おはようございます。
 午前10時、「今金せたなオンライン移住ツアー」の担当者4名が我が家にやってきた。午前中は準備とリハーサル。僕もM氏もノータッチなので、できることと言えば昼食を買いに行く程度。午後1時、オンラインツアーが始まった。僕は視聴者の立場で別な部屋からZOOM参加。隣の部屋で進められているイベントをテレビの画面で見る。毎度のことだが、不思議な感じだ。司会はO氏。座談会コーナーのみY氏。うまいものだ。そして、今金、せたな町とのやりとりもスムースだった。3時10分、ツアー終了。我が家をスタジオとして使ったイベントは何度目になるのだろう? 毎回顔ぶれは異なるが、回を重ねるたびに安定度が増しているように感じる。

声質

印刷会社は、これまで「声」とは比較的無縁なビジネスでした。もちろん、声質がよいほうが得することは多いでしょう。だが、声がよいから仕事が受注できたとか、印刷の質が高まった、という話は聞いたことがありません。声の質が仕事力として問われることはこれまでなかったはず。
 ところが、10数年前から我が社を取り巻く状況が変わってきました。ハッキリ覚えているのは2008年に行われた「月刊しゅん創刊10周年大感謝祭」。このとき、「この人、いい声しているなぁ」と感じる場面があったのです。その後、2013年から「スロウ村の仲間たち」が開催されるようになり、ここでも声のクオリティが問われることになりました。
 イベントでは「声質のよい人」が主役となります。同じ情報でも声のよい人とイマイチな人とでは伝わり方がまったく違ってきます。
 我が社がまだイベント慣れしていなかった頃は、社外のプロ司会者に依頼することがありました。今は100%自社社員。テレビ局勤務経験を持つプロが1名いる以外は、すべて雑誌やフリーマガジンの編集者。しかし、編集者の中にはさまざまな特技を持っている人がいるものです。これまではイラストや写真の分野で特技を生かすことが多かった。イベントの開催頻度が高まると、別な人が活躍するようになりました。司会者やレポーターとして特異な能力を発揮するようになったのです。
 見事な対応力という他ありません。声質のよい人は表情や醸し出す雰囲気も好ましい。安心して見ていることができる。そういうタイプの人が我が社には5名ほどいますね。
 考えてみると、僕は採用の際、声質を重視する傾向にあります。声質には先天的な要因もあると思いますが、それまでの生き方や価値観が反映されていると考えるべきでしょう。自信を持って生きてきた人は自信を感じる声になるし、思いやりのある人は相手に安心感を与えるような声になる。僕は相手の話す内容だけではなく、声質そのものに意識が向かうようになっていきました。もちろん、採用基準は他にもいろいろありますから、声質がすべてではありません。ですが、気づくと声のいい人が集まってきているような気がします。
 声質は社会人になってから、あるいは年をとってからでもある程度変えられるのではないかと思います。僕自身、声質レベル(?)はかなり低かったと思いますが、声の出し方を意識するようになって、ある程度改善することができました。
 おもしろいと思うのは、自分の生き方や価値観が変わって声質が変わることもあれば、逆に声の出し方を意識的に変えていくことで生き方が変わっていくこともあるということです。僕はどちらかというと後者のタイプでしょう。声の大きさ、張り、トーンに気をつけて話すと、自分の心の持ち方が少しずつ変わっていく。
 コロナ前の我が社の朝礼には「発声練習」のコーナーがありました。これは今考えると貴重な時間でしたね。オンライン朝礼では実施できないのが残念です。

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