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経営指針の話87 経営発表大会当日

経営指針の話87 経営発表大会当日

おはようございます。
 前日同様、ほぼ丸一日、経営発表大会の準備。簡潔にまとめるのに苦労する。わかりにくい言葉は平易な言葉に置き換える。財務指標には計算式や意味を併記する。午後5時頃完成。これでよいのか。眠りながら考えたら、変わった夢を見た。

オンライン開催2年目

発表用はパワーポイントで33ページ。この他に、詳細版と関連資料を整える必要があります。パワポだけでも3回つくり直しました。発表用に使わなかったスライドを再編集すれば、比較的すんなり詳細版をつくることができるに違いありません。資料もまとめてひとつのPDFにするだけ。
 2002年から経営発表大会を開催するようになり、今年で20年ということになります。昨年はオンラインで開催しました。我が社にとって初の試みでした。コロナ禍により、どの企業も開催方法に苦労していることでしょう。昨年の我が社は、オンラインではありましたが、できるだけ例年通りの経営発表大会形式を踏襲しました。
 今年はどうか? 丸一日かけて行っていた経営発表大会を取り止めることにしました。分散形式といえばよいのか。部門計画発表は会社全体の経営発表とは別な日に行われることとなります。今日は朝礼後に全体の経営発表を行う予定。時間も50分程度と非常に短い。ZOOMの共有画面を1時間以上見ていると、目の負担が増してくるもの。このくらいがちょうどよいのかもしれません。
 全部署の計画が出そろうのは今月末頃になるでしょう。例年に比べ、1ヵ月遅れ。すでに新しい期に入っています。今期は11ヵ月。そう思って行動しなければなりません。
 第62期経営計画書が一冊にまとめられるのは、今月末か12月初旬。これは電子版としてまとめられることになります。今のところ、PDFで配布される予定になっていますが、同時に電子書籍にしておくのもよいかもしれません。心配なのは、PDFにしたことで「経営計画書を読まない人が増えるのではないか」ということ。紙の経営計画書をつくるべきかどうか。ここはもう少し慎重に考えてみようと思います。
 経営発表大会に関しては、今回が2度目となるオンライン開催。昨年から何度もオンラインで講演してきましたが、経営発表大会となると勝手がずいぶん違ってきます。通常の講演よりも「伝わっているかどうか」が非常に気になる。そこで、ひたすらわかりやすくしようとパワポのスライドに工夫を凝らしたのですが、まだちょっとわかりにくい部分があるような気がしています。経営発表なのですから、わかりやすさにも限界がある。用語の説明をしながら伝えていくほかありません。
 ZOOMを使い、画面共有でスライドを映し出しながら、経営発表をする。WEBカメラは三脚で固定されているため、動き回るわけにはいきません。僕は通常の講演でも歩き回るタイプではありません。しかし、2、3歩移動しながらのほうが話しやすい。このちょっとした違いが案外大きい。立って話すか、座ったままか、開催時間ギリギリまで迷いそうです。
 経営発表大会の当日は不思議な感覚に包まれるものです。自社が好調期でも不調期でも関係ありません。何となく、ソワソワするものを感じます。単純にいえば、「みんなで一緒にいい会社をつくっていこう」というメッセージを伝えるに過ぎません。現状認識と新年度の方針を伝えていきますが、経営発表大会では具体的戦略を詳細に語ることはこれまでなかったはず。今年はひとつだけ具体的な方策について詳しく述べることになるでしょう。ただ、全体としては「一緒にいい会社」という話で最初から最後まで貫きたいものです。
 一人ひとり、長所と短所、強みと弱みを持ち合わせています。自分の長所と強みを使って誰かを助ける。また、自分に短所と弱みがあっても、誰かから助けてもらうことができる。そこに会社組織のよさがあります。その原点に立ち戻る日。それが経営発表大会なのだと思っています。

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