
おはようございます。
午前8時半、朝礼。9時、営業部のミーティング。10時半からはしゅん編集部。編集長、前編集長とのミーティング。午後は社内報原稿執筆。時間がかかった。5000字の原稿に約4時間。6時頃、データを送ることができた。
いったん立ち止まる
思い出したことを少し書き留めておきたいと思います。それは技術というほどのものではなく、やってみたらいい具合だったというだけの話。気づいて以来、やや長めの文章を書くときには、ほとんど無意識的にその作業を行っている。きっとこのやり方が僕には向いているのでしょう。
この方法が有効と思われるのは、たぶん2000字以上の文章。2000字以内であれば、一気に書き進むほうがよさそうです。途中でひと息入れたくなるくらいの文章量。個人差はあるでしょうが、僕の場合は3000字くらいが目安。書くのに2時間以上かかりそうな文章ということになります。
一気に書き上げることが困難であるため、途中で休憩する。休憩は1、2分のこともあれば、20分くらいとることもあります。
休憩が終わると、書き出しからざっと読み返してから執筆を再開します。以前の僕は、これまでの中身を確認し、中断したところから書き続けていました。ところが、あるとき執筆途中のまま校正してみたんですね。推敲というより校正作業。「てにをは」や入力ミスを直したり、同じ語尾が続くのを修正してみたりする。ちょっと直しを入れると、ずいぶん文章としての体裁が整うものです。
それから執筆を再開してみたところ、その後、執筆速度が高まることに気づきました。もしかすると、みんなは当たり前のようにそのようにしているのかもしれませんが、僕にとってはちょっとした発見でした。
僕が休憩をはさむのは、ちょっと行き詰まったような気持ちになったとき。それが書き始めて2000字くらいのタイミングでやってくることが多い。文章の中盤。文章の締めくくり方をあらかじめ決めていたとしても、中盤にはさまざまな選択肢があるものです。それだけに、文章をどのように展開していこうか、迷いが生じやすい。書きながら、話の順番を入れ替えてみることもあります。そうすると、文章のつながりが悪くなって、執筆が止まってしまう。休憩するのはたいていそのようなとき。
休憩したからといって妙案が浮かぶわけではありません。そこで、少しでも前に進めようと校正作業を行ってみると、案外いい具合だったのです。頭の中が整理でき、次の一手が浮かぶようになる。見つからなかったパズルのピースが見つかることもあります。そうして、執筆速度が上がり、一気に終盤まで持っていくことも可能となる。これは休憩して頭がスッキリしたのではなく、途中校正によって頭が整理されたことによるものでしょう。
いったん立ち止まって考えてみる。それは人生における重要な意思決定ばかりではなく、文章を書く際にも有効であることに気づきました。どのような種類の仕事も、いったん中断すると元のスピードに戻すのに時間がかかるものです。ならば、やりかけの仕事について振り返ってみる。振り返ってこれまでの仕事の進め方のよかった点とまずかった点を挙げてみる。ふだん無意識的に行っていることを意識しながらやってみると、その後の展開が違ってくるかもしれません。
研修や学校の授業でも、前回の振り返りから始めていくものです。少し時間はかかっても振り返ってから再開すると、その後の効率が上がる。僕の場合、単に読み返すだけではなく、校正作業を加えることで、振り返りの効果が倍増することがわかりました。
