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偶然とその前後32 偶然の起こりやすい場所

偶然とその前後32 偶然の起こりやすい場所

おはようございます。
 午前中は休日として過ごす。11時過ぎになって大事なことを思い出した。パワーポイントで資料をまとめる。パワポとPDF、2つのファイルを容易。午後1時、ホテルヌプカ。1時間半ほどミーティング。3時、ヌプカ・オンナイへ。興味深い集まり。僕の知らない情報、それも北海道と関わりに深い話が展開されていた。6時、再びホテルヌプカも戻って情報交換。半数以上の人は馬車BARに乗車。9時頃帰宅。

偶然の起こりやすい場所

何もないところで偶然が起こることも確かにある。しかし、「自宅で寝ていたら偶然人生が開けてきた……」といった展開になることは、ほぼないと考えるべきだろう。少なくとも、家の外に出るか、家にいたとしてもオンラインミーティングに参加するなど、外部の人と接触しているほうが偶然に出合いやすいに違いない。
 自宅と会社を往復するだけという働き方では、やはり偶然との出合いは少ないはずだ。業種、職種にもよるが、日常とは異なる場所に身を置くほうが確率は高まる。内勤と営業職の人とを比べると、得意先を訪問する営業職のほうが偶然に遭遇する確率は高い。また、同じ営業職でもルートセールスと新規訪問とでは大きな違いがあるだろう。毎日新規開拓のために歩いている人であれば、求めていなくとも偶然に出合うことになるのではなかろうか(どの程度の偶然かは別として)。
 自分にとっての好ましい偶然、できればセレンディピティ(幸運な偶然)に出合うための活動。これを自分の日常の中に取り入れる必要があると思う。もちろん、いつも「偶然」について考えているわけではない。むしろ、そのようなことは忘れているものだ。ただ、自分を成長させる場、あるいは刺激的な情報が得られる場に身を置きたいと考える。偶然はひとつの結果に過ぎない。大事なことは自分の行動が変わるようなインスピレーションが得られるかどうか。ひらめき方によっては、「偶然」を感じることもある。どこからどこまでを偶然と捉えるのか。線引きするのは不可能といえる。
 インスピレーションを得る目的で、中小企業家同友会のような異業種交流の場に顔を出す人もいるし、偶然の起こりやすい場所や勉強会に出向く人がいる。それは内勤で働いている人でも、新入社員の人でも可能であるはずだ。単純に「自分を成長させたい」と考えているかどうか。その結果として、何かのイベントに参加したり、ある会に入会したり、ある場所に繰り返し出向くというような行動につながっていく。
 僕はさまざまな人を取材する中で、「場所」の重要性について気づかされることがある。それはピンポイントに「この場所」ということもあれば、ざっくり帯広・十勝・北海道ということもある。昨日はまさに偶然の起こりやすい場所で数時間過ごしていた。どうしてこのような顔ぶれの人たちが集まったのだろう……。そこがちょっと不思議なところだ。場の力というほかない。
 そのようにして考えていくと、我が社の事業活動も、ある種の場づくりであるということに気づく。もっともイメージしやすいのは、我が社が行うイベントだろう。「スロウ村の仲間たち」も「十勝ファーマーズマーケット」も偶然の起こりやすい空間といえる。好ましい場をつくろうと関係者が努力すれば好ましい偶然が起こりやすくなる。好ましい地域をつくろうと地域の人や地域と関係のある人が行動を起こせば、好ましい偶然が起こりやすい地域になっていく。
 好ましい場所が各所にできると、面として広がっていき、好ましい地域となる。まずは自分から。そして自社からということになる。それをどのように実現させていくのか? 自問自答することも、社内で議論することも必要だが、業種や立場の異なるさまざまな人の考えに触れることが、何よりも大きな刺激となる。出向くことと同時に、自ら場をつくることが求められる。

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