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仕事観について105 デジタル競争力

仕事観について105 デジタル競争力

おはようございます。
 ほぼ一日、買い物デーとなった。午前10時半から5ヵ所。帰宅し、ひと休みすると、買い忘れたものがあることに気づき、夕方2ヵ所。たったこれだけでひと仕事したような気持ちになる。日中は暖かかったが、冬は着実に近づいている。

見えない壁の打破

数日前の新聞に、「日本のデジタル競争力、28位で過去最低」という記事が載っていました。この種の記事をときどき見かけることがあります。別な記事には「電子政府のランクは14位に後退」とありました。確かに日本は遅れている。しかも、ランクが年々下がっているのが気になります。
 すごい記事を見つけました。「さらばフロッピー 東京都内の自治体で撤廃進む」というもの。フロッピーディスク(FD)がまだ使われているという事実に驚かされます。記事を読んでいくと、FDは不具合が少ないらしい。しかし、FDは2011年に製造が終了しています。ずいぶん遅れているな……。そう思ったのですが、調べてみるとアメリカの政府機関でもFDを使っているところがあるようです。FDの話はデジタル競争力とは無関係なのかもしれません。
 ただ、ひとついえることは、既存のシステムがすぐれていると、なかなか新しいものに変更しにくいということ。日本は1980年代までにすぐれたアナログの仕組みを築き上げていたのでしょう。バブル崩壊から30年経っても、なかなか新しい仕組みに変えることができない。その間に、仕組みができていなかった国々がデジタル化によって先進的な国に変わっていく。気づくと、日本だけ取り残されていた……。今はそんな状況にあります。
 DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉を誰もが使うようになり、今年9月には日本の行政機関のひとつとしてデジタル庁が設置されました。これから日本のデジタル化が本格的に進んでいくことになるのでしょう。新型コロナウイルスのワクチン接種も「日本は遅すぎる」と誰もが感じていたはず。けれども、今は接種率75%まで進んでいます。出遅れてもいずれ挽回する。ワクチン接種率と比較するのには無理がありますが、日本のDXの遅れもこれから取り戻すことができるはず。そう信じたいですね。
 デジタル化、そしてDX。この点でいうと、アジアではシンガポール(2位)、香港(5位)、韓国(8位)、台湾(11位)が上位にランクされています。1位はアメリカ。そして、2位のシンガポールを除けば、いずれも前年度より順位を上げています。日本の順位が下がっているのとは対照的。順位がすべてではないにしろ、日本の将来を考えると、早めに対策を講じる必要があります。アジアの先進的な国々からもっと学ぶことが大切でしょう。
 ずいぶん前から、「労働集約型産業から知識集約型産業へ」と言われ続けてきました。デジタル競争力同様、労働生産性のランキングでも日本は振るいません。知識集約型に変わっていくことで生産性を高めねばならない。そのことは誰もがわかっていることなのですが、改革を阻む壁があるようです。この壁には「古い組織、法律、慣習」といったものも当然あるわけですが、それだけではないと考えるべきでしょう。むしろ、自分自身の持つ現状維持的な考えが大きな壁になっているのではないでしょうか。まず、ここを打破せねばなりません。「このままではいけない」と思いながら、昨日と同じやり方を続けている。そんな自分を変えること。不完全であっても、新しいやり方を次々試してみることが重要でしょう。
 自分の考え方、自社の仕事の仕方から変えていかねばなりません。10月もあっという間に最終週となりました。デジタル分野に限らず、もっと新しい動きをつくっていく必要があると感じています。

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