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仕事観について108 心理的負担を和らげる

仕事観について108 心理的負担を和らげる

おはようございます。
 午前11時、ZOOMで面接。午後1時半出社。研修派遣前の個人面談。5時過ぎまで会社で仕事。5時50分夕食。6時半、帯広柏葉高校へ。同窓会の部長会議。8時過ぎ帰宅。

心理的負担を和らげる

社内では誰もが知っていることですが、僕は「うっかり忘れてしまう」ことが実に多い。これは老化ではなく、子供の頃から今日まで変わることのない能力。自分では「忘却力」と呼んでいます。忘却力は10回に1回程度役に立つこともあるのですが、たいていの場合、周囲に迷惑をかけることになる。しかも、どこでこの能力が発揮されるのか、自分ではコントロールできないもの。忘れると大変なことになるような事柄は、二重の防止策を施さなければなりません。
 仕事が立て込んでくると、ガードが甘くなることがあります。先月判明したのは、半年前に郵送すべきものをすっかり忘れていたことでした。それも2件。おわびのメールを送ると、2件とも同じような文面の返信がすぐさま届きました。返信を読んで、僕はビックリしましたね。そこにはこう書かれていたのです。
 「こちらこそ気がつかず、申し訳ありませんでした」
 僕がうっかりミスをした事実は変わりませんが、救われた気持ちになりました。このような対応をしてくれるお店、企業は、無条件に信頼できると僕には思えます。地域に根ざして、永く仕事を続けるには、このような心くばりが必要に違いありません。
 基本的なスタンスとして、自分の失敗に対しては厳しくあるべきですが、他人、他者の失敗に対してはおおらかに対応すべきではないかと思います。今回の僕の失敗は実害が生じるものではありませんでしたが、何らかの損害が発生するような場合は、対応に苦慮することがあります。ケースバイケースで合理的判断をするほかないでしょう。
 ただ、相手がミスをした場合、相手の心理的ダメージをイメージして対応することが重要だと思います。すでにミスが判明した時点でダメージを受けている。そこにさらに追い打ちをかけるような言葉を投げかけるのは、問題である考えます。したがって、理性的に善後策を講じることに努めるべきでしょう。
 そんなとき、「こちらこそ気がつかず……」というひと言を伝えることができれば、相手との信頼関係は強固なものとなるに違いありません。救われた気持ちになるだけではなく、その会社のファンになるでしょう。一時的には経済的損失が生じたとしても、マインド的な利益を優先させるべき。これは損得勘定の話ではありません。そのような人間関係を築いていくほうが、仕事をしていて楽しいと感じられることでしょう。
 さまざまな場面で「相手の気持ちを楽にさせる言葉」が求められます。役職が上がるほど、そのような言葉の伝え方が重要となってくる。社会人になって何10年も経つと、新入社員時代の緊張感を忘れてしまうことがあるかもしれません。普通の会話であっても、若手社員は緊張感を感じているに違いない。それを解くような話し方を心がける必要があります。
 すぐれた企業経営者の中には、コミュニケーションの達人と思えるような人がいます。方法は人によって異なります。自分に合ったやり方でなければ長続きしないでしょう。基本的には、「対等」という価値観を持つことが大事だと僕は考えています。上司と部下、顧客と自社、自社と外注先、自分と先輩経営者……。さまざまな関係があるわけですが、できるだけ相手に心理的負担を与えないようなコミュニケーションを心がけたいものです。

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