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仕事観について109 バランスから一点集中へ

仕事観について109 バランスから一点集中へ

おはようございます。
 午前8時半、朝礼。続いて部門発表。今回は営業部。日々の地道な活動がもっとも重要とされる部署。そんな中、応援したいと思うようなプロジェクトがあった。9時過ぎ出社。9時半、北広島からお客様。午後1時、オンライン会議。終了後はプレゼン準備等。

仕事人生終盤のための準備

「この種の商品であれば必ずこの人(この会社)から購入する」。そんな人(会社)がいるものです。昨日訪ねてきた人もそんなひとり。この種の商品を扱う店は数多くあるのですが、2019年3月、「この人から買おう」と決めました。理由は19年前からの勉強仲間というだけではありません。この間、僕には想像もつかないほどの大変な苦労をされた。そのように想像するのですが、それが表情や言葉からは微塵も感じられないのです。自分のすべきことに徹している。会うたびに商品をオーダーするか商品を受け取るのですが、いつも同じようなコミュニケーションが展開される。僕の記憶では19年前から印象がまったく変わっていません。
 コロナ禍で商売はさっぱりだったそうですが、「10月から急速に回復してきた」という話でした。僕は「もう少し周辺商品を扱ってみたら?」と自分の考えを伝えました。どうやらその気はないようです。周辺に売れ筋の商品があることはわかっている。しかし、そこに手を出すのは本意ではないという考えなのでしょう。
 企業を経営していると、古い事業領域(ドメイン)に固執するのは危険であるといつも考えます。ビジョンを描き、クロスSWOT分析を行い、戦略ドメインを設定する。絶えず自社の事業を見直すことが求められます。それは企業として大勢の人の生活がかかっているからに他なりません。
 個人事業主の場合はどうか? やはり、自分と家族の生活がかかっていますから、「売れる商品・技術」を扱っていなければなりません。しかし、売れさえすればよいというものではない。働く目的が「お金のため」という人なら「売れる商品」に特化することになりますが、「自分に与えられた能力を世の中に還元する」という目的で働いている人には、経済効率では割りきれないところがある。ひとつの道に、自分の全能力、全時間を使いたい。そう考えるようになるのではないかと思います。
 昨日来社された方も、かつては大きな規模の会社を経営していた。今は個人で事業を営んでいます。ひとりでやるのなら、自分の得意分野に集中することになるでしょう。そしてまた、好きなことに集中できるのであれば、幸せな仕事人生に違いありません。
 会社組織に所属していると、好きなことに集中することはほぼ不可能。それは新入社員でも社長でも変わりません。企業を維持・発展させるために活動する。そこには、正直言って「あまり深入りしたくないな」と思うような業務も含まれています。好きなことだけつまみ食いをするような働き方では、人間は成長しないもの。だから、好きではない仕事、苦手な仕事をすることも人生には必要。「好き・嫌い」「得意・苦手」がバランスよく散りばめられた仕事人生が望ましいのではないかと僕は考えています。
 その一方、仕事人生の終盤に差し掛かる頃には、「好き&得意」に集中したいと考えるようになるのではないでしょうか。僕も10年後にはそのような分野に集中したい。今はそのための準備期間なのかもしれません。若手の人たちの多くは「人生100年」が現実となる。社会人生活は80年に及びます。普通に就職した人は40~50年会社に勤める。それでもまだ30~40年の時間があります。
 会社勤めという準備期間中に、どれほど自分を高めることができるのか。ここが仕事人生の後半・終盤では非常に重要となってきます。また、企業側の視点で見ると、しっかり準備している人ほど自社に貢献してくれるもの。テーマを明確にして働く人は、自分にも自社にも豊かさを与えることができる。人生100年時代には、超長期的な視点が欠かせませんね。

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