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偶然とその前後61 日々是好日

偶然とその前後61 日々是好日

おはようございます。
 午前中は体を休める。午後1時、北海道ホテル。帯広柏葉高校同窓会新年交礼会。コロナ禍により、規模を大幅に縮小しての開催。代わりに、現役生徒に向けて贈り物セレモニーが行われた。意義深い同窓会行事だった。2時半帰宅。遅めの昼食。少し休んでから仕事をしようと思ったが、そのまま夕食まで過ごす。食後、パソコンに向かう。

日々是好日

同窓会の当番期は19期と42期。昨年度はコロナ禍により、同窓会活動はほぼ休止状態。このため、当番期はスライドし、2年連続両期が当番を務めることとなった。今年の新年交礼会も開催が危ぶまれたが、規模を縮小させながらも開催にこぎ着けた。当番期の方々には、この2年間さまざまな苦労があったのではないかと想像する。
 新年交礼会プログラムの表紙には「日々是好日」とあった。「コロナ禍の学生生活にエールを贈る」と添えられている。コロナ禍の不運を嘆こうと思えばいくらでも嘆くことはできる。日々是好日という心持ちで過ごすことができるかどうか。リフレーミング力も必要だし、いかなる状況に置かれても揺るがない自分というものを築いていかねばならない。これは現役高校生や当番期の人たちばかりでなく、コロナ禍を生きているあらゆる人に当てはまることである。
 2年に及ぶコロナ禍により、明らかになってきたことがある。それは不自由さを強いられる仕事や生活の中からビジネスチャンスを見いだし、それを形にした人が少なからずいたことだった。すでに行っていたビジネスがたまたまコロナ禍のビジネスに合致したという例もある(たとえばZOOM)。だが、コロナ禍で不自由、不便、不快といった状況の中から誕生した新商品、新サービスも多い。
 よく言われることだが、「不」を解消しようとするところにビジネスのヒントがある。したがって、コロナ禍は新ビジネスを形にするには絶好の機会と言える。「不」を嘆くだけの人間になるか、「不」を解消しようと積極果敢に行動するか。捉え方によっては、スペイン風邪以来100年ぶりのチャンスといってよいのかもしれない。
 もちろん、死者や重傷者が多数出ているわけなので、とてもチャンスなどと口にすることはできない。だが、いかなる状況にあっても、現状を打開するために前向き、積極的姿勢が求められるはずだ。高校生も社会人も、今なぜこのタイミングで自分はコロナ禍に遭遇しているのか、考えるべきではなかろうか。そこに自分の人生を切り開く鍵が隠されているような気がする。
 さらに考えてみると、人類は数々の危機を乗り越えて現在に至っている。約1万年前、狩猟採集生活から農耕牧畜生活へ大転換したのは、当時の人口爆発が要因だったとされる。生き残るため懸命に考えた結果、仕事の仕方や生活スタイルを大きく変えていくことになった。遊牧生活から定住生活に変わり、都市が誕生し、人口密度が高まる。これにより感染症のリスクが高まっていった。人類は、生き残ることと生活を豊かにすることを追い求めてきたが、求めれば求めるほどピンチがやってくる。それを懸命に乗り越えることで進化、発展してきた。
 人類史とは比べようもないが、自分の人生も、企業経営においても、危機を乗り越えるからこそ、成長・発展していく。危機も逆境もなく、一本調子で成長していくことなどあり得ない。生きていれば必ずピンチが訪れる。これは人類の一員である証左といってよいのではなかろうか。僕も含め、たいていの人は危機も逆境も好きではなく、できれば避けたいと思っている。避けられないと悟り、本気で向き合ったとき現状を打開することが可能となる。今日が好日だったのかどうか。それは後からハッキリ知ることになるだろう。

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