
おはようございます。
午前8時出社。8時半、リアルミーティング。9時半、大学生4名、企業経営者、帯広市のW氏が来社。当社の考え方、事例、活動内容を伝える。僕の話は30分弱を予定していたのだが、ずいぶんオーバーしてしまった。続いて、S氏からスロウの話。後半は質疑応答とディスカッション。哲学的、理念的な質問があり、実りの多い時間となった。
午後1時半、十勝経営者大学。会場参加の予定だったが、ミーティングが入ったためZOOMに変更。講師は帯広畜産大学副学長の福島道広氏。「帯広畜産大学が目指す人材育成」というテーマ。3大学統合による新たな可能性を理解することができた。畜大の学生の中には編集職に向いている人が一定数いる。僕はその事実を数年前に知ったのだが、その理由については今回の講義でよくわかった。北海道に対する愛着心+コミュニケーション力。このあたりに秘密がある。講義終盤、Y氏がやってきた。M氏が対応。僕は少し遅れて、ミーティングに加わった。
答は目の前の仕事の中にある
昨日は仕事観について考えさせられる日となりました。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、東洋経済新報社)で広く知られるようになりましたが、人生は3ステージ(教育、仕事、引退)の時代から、マルチステージへと様変わりしていくことになります。長寿化が進んでいるため、というのが最大の理由。他にもさまざまな要因がありますね。日本では、年功序列、終身雇用が崩れ、人材の流動化が進んだことも大きい。さらに、出産・育児等をきっかけにマルチステージになる人もいる(マルチステージの定義によりますが)。人生にはさまざまな出来事があります。性別を問わず、マルチステージであるほうが自然なことのように思えます。
要は「仕事」というものを自分の人生の中でどのように位置づけるのか。そこに尽きるでしょう。働く目的が「経済的豊かさ」であったなら、引退後の人生がその人にとっての素晴らしい時間となるのかもしれません。しかし、人生の中では働いている期間が一番長い。したがって、仕事そのものを価値あるものにしよう、と考える人が多いに違いありません。これは会社員でも経営者でもフリーランスの人でも同じ。自分の仕事そのものに愛着を感じることができるかどうか。ここが重要です。
コロナ禍にある2年間で多くの人が揺れ動いています。自分はこの仕事を続けていてよいのか? 自分の人生はこれでよいのか? そんな疑問からか、離職、転職、独立、移住、Uターン……さまざまな選択をする人が増えている。我が社から去った人もいれば、我が社にやってくる人もいる。よいか悪い、正しいか間違いか、という問題ではありません。自分の心の動きに素直に従った結果なのだと思います。
ただ、人生戦略という観点でいえば、社会人経験の短い人は慎重に考えるほうがよいと僕は思っています。器用な人であれば、1年か2年で仕事の表面的なところを身につけることは可能。技術が急速に進んでいますから、上司や先輩よりも自分のほうが勝っていると感じる場面もあるでしょう。しかし、どんな職種であっても仕事は重層的にできていますから、2年や3年で奥深いところまで理解することは困難。失敗を重ねなければ身につけられないものもあるでしょう。
人生に揺らぎは必要。しかし、グラグラはしないほうがよい。グラグラせずに済むよう、自分の人生テーマであるとか、ライフワークと呼べるものを見つける、または求め続けるべきでしょう。どのようにしたら見つかるのか? それは、自分が問題意識を持っていることに対して、とことん取り組むことではないかと思います。会社員の場合、目の前の仕事に大半の時間を使っているはず。したがって、目の前の仕事にとことん取り組むというのがもっとも現実的で合理的でしょう。問題意識を持ったり、ビジョンを描いて戦略を練り、とことん行動することです。
