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偶然とその前後65 運不運

偶然とその前後65 運不運

おはようございます。
 午前8時半、朝礼。10時、L社へ。12時、組合理事会。1時帰宅。昼食後、会議の準備。4時、幹部会議。6時半、中小企業家同友会とかち支部四役会。9時半帰宅。

運不運

オリンピックをはじめ、スポーツ競技を見ていると、運不運について考えさせられる。一番記憶に残っているのは、1992年のバルセロナオリンピック男子マラソンの谷口浩美かな。後続の選手にかかとを踏まれ転倒。靴が脱げた。レース後の「こけちゃいました」というコメントが感動を呼んだ。
 不運に遭遇したときの自分の心の持ち方が重要だ。谷口選手のコメントが一番印象的だが、こうした「他人や環境のせいにしない」という姿勢を持ったスポーツ選手の言葉をときどき耳にする。そうした強い精神を持っているからこそ、トップアスリートになれるのだろうな……。この点は大いに見習わなければならない。
 もう一つ大事なことがある。力及ばず頂点に届かなかった……というような場合。素直に悔しがる。これも「人のせいにしない」というのと同じくらい大切なことだ。悔しがるからこそ、次の試合に向けて努力することができる。ここも見習うべきところだ。
 ふだん仕事をしていても、「人のせいにしない」と「悔しがる」を併せ持っている人が、より大きな成果を手にしているのではなかろうか? 通常のビジネスでは順位が出るようなものは少ない。プロポーザルで受注できたかどうか、くらいだろうか。勝ち負けについて考えながら仕事をしている人はあまりいないのではないかと思う。
 だから、自分あるいは部署で目標を立てて、月1回、それが達成できたのかできなかったのかについて、しっかりこだわることが重要だろう。達成できなかったときの自分の心の持ち方。ここで「コロナのせいで……」などと言ってはいけない。ぐっとこらえて、自らの力不足を素直に認めることが重要だ。また、それ以上に悔しさを前面に出して、来月の挽回を誓う必要がある。
 目標達成したとき、物事がうまくいっているときには、心に余裕が生まれ「運がよかった」とか「周囲の人たちのおかげ」といった発言ができる。達成できなかった人には、「うまくいった人を素直に祝福する」という姿勢が求められる。
 ただし、自分がうまくいかなかった場合、心の中は複雑だ。そんなときほど、自分の本当の心理的ポジションが明らかとなる。表現の仕方は人それぞれあってよいが、思うように結果を出せなかったときに、しっかり「悔しがる」べきだと思う。涼しい顔をしていても構わない。だが、内面ではメラメラ闘志を燃やす。人のいないところで思い切り悔しがる。会社にはそういう人材が求められる。
 企業にも運不運があり、業界にも追い風や向かい風がある。「運も実力のうち」であるから、自社に運が向くように各企業ともさまざまな業態変革を試みていることだろう。企業で働いている一人ひとりにも、当然ながら運不運がある。ときには理不尽な思いにとらわれることもあるに違いない。ちょっとした偶然から、受注できたり、できなかったりする。微差の積み重ねで結果に大きな違いが生じることもある。
 微差とは何なのか? 一番大きいのは運をたぐり寄せるような情熱であったり、何となく周囲の人たちを味方に付けるような明るさ、やさしさだったりするのではなかろうか。こうした自己表現が苦手というタイプの人もいる。この場合、人の数倍努力を積み重ね、あるタイミングでその成果を披露するとよい。僕もどちらかというとこのタイプかな? ただ、僕は結果が出る前に前宣伝してしまうため、サプライズを与えることができない。ここにちょっとした弱点があるようだ。

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