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学習記録84 十勝経営者大学第7講

学習記録84 十勝経営者大学第7講

おはようございます。
 朝2時半に目が覚め、そのまま起きることにした。いったん完成したと思った原稿だったが、さらに修正することとなった。午前中は原稿修正、表紙差し替え作業。
 午後1時、同友会事務所。1時半、第2期十勝経営者大学「人間と教育論コース」第7講。講師は(株)福原、福原朋治会長。とかち支部(当時は帯広支部)の第4代支部長でもある。テーマは「私の履歴書 ~経営者としての歩みと同友会~」。講義後、何人かの受講生が「貴重なお話を……」と感想を述べていたが、これ以上に貴重な話はないと思った。設立間もない時期のとかち支部について詳しく知る人は非常に少ない。講義の中盤以降は(株)福原の歴史や人材育成に関する話がメインだった。4時半、終了。5時から組織企画委員会二役とミーティング。6時半帰宅。

計数管理とモチベーション

昨日の十勝経営者大学では、いくつもの資料をいただきました。その内容について詳しく書くことはできませんが、これらを持ち帰るだけでも参加した価値があるというものです。
 講義の中では「計数管理」と「モチベーション」がキーワードだったと思います。とりわけ、計数管理はレジュメの中でも太字で強調されていました。資料の中には、50年以上前の手書きの数字もありました。金融機関も驚くほど丹念に計数管理を行ってきたことが今日の礎となり、収益性を支えているという話でした。
 手書きの表の作成には、きっと膨大な時間が費やされたに違いありません。しかし、面倒だからやらないという選択肢はなく、計数管理を通じて人材育成が行われていったのではないかと想像します。この点について、僕らは「小売業だからできる」と考えるのではなく、「やる気があってやる意味があるからできる」のだと考えねばなりません。手書き、しかも電卓すらない時代、おそらくソロバンを使って丹念に表にまとめていったはず。それを続けてきたからこそ、数字を通じて分析できるようになっていった……。
 時間の使い方をもっと考える必要がある。そう反省させられるような講義内容でした。社内報タイトルの中に、「何とかならぬかもう1%、100円に1円」というのがありました。値引きすることは簡単であっても、1%利益率を高めるにはどの業界も苦労しているはず。顧客満足度を高めながら利益率を高める。その努力のひとつであり、最大のものが計数管理なのでしょう。
 講義の中には印象的な話がいくつもあったのですが、僕は1960年の「鹿追フードセンター」誕生について書かれた、社内報のコラムに衝撃を覚えました。セルフサービス店第1号です。セルフ方式になる前はどうだったのか? いわゆる対面販売であり、そこでは貸し売り、配達、御用聞きが日常的に行われれていたそうです。当時の商慣習を一切やめ、レジで精算するセルフ方式に切り替えた。貸し売りも廃止。全国的にセルフ方式(スーパー)が増えていったとのこと。
 僕の生まれた頃、食品小売業にはこのような大きな業態変革があった。我々の業界はどうか? 製造業だから、クリエイティブな仕事だから……とは言っておられません。対面営業がなくなることはないでしょうが、セルフにできるところもあれば、もっと大胆な業態変革がDXの時代には求められているはず。
 計数管理からは自社の改善策が見えてくる。一方、業態変革には思い切った経営判断が必要ということになります。レジュメの1ページ目に「同友会は格好の研鑽の場」と書かれていました。切磋琢磨する場を増やし、経営力を磨かねばなりません。また、当時の同友会のキャッチフレーズは「知り合い、学び合い、授け合い」「汗くさく、泥くさく、人間くさく」だったそうです。ZOOMでの集まりが増え、帯広支部発足当初のキャッチフレーズ(後者)から離れていった感があります。それでも、会場収容率1/2の人数までリアル参加可能。例会や各種会合の参加者数を増やし、「人間くささ」を高めていかねば。とかち支部の運営という点からも考えさせられる講義でした。

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