
おはようございます。
午前8時20分出社。8時半、ミーティング。10時半帰宅。会議の準備等。午後1時、帯広信金さんへ。2時過ぎ帰宅。4時、役員会。8時夕食。食後、イベント準備。
本屋と出版社が考える、本の楽しみの広げ方
今日午後2時半、とかちプラザでブックトークイベントを開催します。「本屋と出版社が考える、本の楽しみの広げ方」というテーマ。ザ・本屋さん、内山企画会社、ソーゴー印刷の3社が考える「本の楽しみの広げ方」。おもしろいイベントになりそうな予感がします。
このイベント、中小企業家同友会とかち支部・オンラインビジネス研究会・電子書籍グループが企画したもの。「電子書籍グループ」なので、メインの活動は電子書籍の制作や販売ということになるのですが、決して紙の本をおざなりにしているわけではありません。当然ながら、3社とも紙の本を扱っており、紙の本に愛着を感じながら仕事をしています。
ただ、あらゆるビジネスがボーダーレスになっています。出版も広告も印刷も紙媒体だけで考えられる時代ではない。紙媒体がメインであったとしても、「何を関連づけるか」「どのように広げるか」について考える必要があります。書店の場合は、ブックイベントを行うところが増えています。我が社も「スロウ村の仲間たち」といったイベントを開催し、読者との接点を増やすようにしています。SNSやWEBサイトでの情報発信も重要。編集部のみんなも、本づくり以外の業務が増えているのではないかと想像します。
ただ、どうなんでしょう? 僕らは本をつくりたくて今の仕事をしているわけです。SNSでの発信にもおもしろさはありますが、何といっても本づくりに勝るものはありません。「紙の本」と同じくらいおもしろい仕事といえば、やはり電子書籍ではないでしょうか。我が社では、昨年からにわかに電子書籍が熱くなってきました。
今年2月までに73タイトル発売。これはスロウバックナンバーを含むタイトル数。今後は電子書籍のための書き下ろしが増えることでしょう。3月1日に発売した電子書籍2冊は、まさに今日のイベントに間に合わせるため、急ピッチで制作したものです。
集中して制作した結果、わかったことがいくつかありました。まずは、フィックス型電子書籍はDTPの知識があれば簡単。写真集のようなものであれば、数時間あればできる。一方、リフロー型の電子書籍は、やさしく作る方法とこだわって作る方法とがある。こだわらないのであれば、横書きの本(左綴じ)ですね。縦中横など一切考えなくて済む。これだけでもスピード制作可能なのではなかろうか? あとは、一太郎を使うこと。これは必須ではありませんが、制作効率がまるで違ってくる。僕は30年前からのユーザーなので、一太郎に肩入れしすぎているかもしれません。ですが、電子書籍なら、EPUBやmobiに保存できる一太郎を使うべきでしょう。
今日のトークイベントでは、専門的な話は抜きにして、電子書籍のおもしろさと紙の本のよさを伝えたいと思っています。紙と電子の使い分けについて話すのもおもしろいかもしれません。本の作り手としての話が7割くらいになりますが、読み手として紙の本と電子書籍をどのように捉えているか。このあたりも話したいところ。きっと、持ち時間では足りなくなることでしょう。
今日はパネラーが僕を含め4人いますから、他の人たちがどのように考えているか気になるところです。本はこれまで紙媒体として完結したものでした。電子書籍やオーディオブック、さらには動画など、表現に広がりが出てくると、もっと異なる楽しみ方ができるようになるかもしれません。出版文化、読書文化には大いに将来性を感じています。
