
おはようございます。
朝、ブックトークイベントの発表準備。簡単にスライドショーで見せるだけにしようと思ったのだが、かえって面倒なことになりそうだ。パワーポイントで作成する。7時頃、一通りまとまった。ノートパソコンで動作を確認すると、ちょっと変だ。ハイパーリンクは使わないことにした。11時出社。12時過ぎ帰宅。午後1時20分、M氏、H氏とともに、とかちプラザへ。スタッフはすでに12時からイベント準備を行っていた。慣れたもの、というより見事なものだ。
2時半、イベント「本屋と出版社が考える、本の楽しみの広げ方」が始まった。出演者は、ザ・本屋さんの高橋智信社長、内山企画会社の山崎美華社長、ソーゴー印刷の荒圭太郎氏と僕。コーディネーターは当社の田中良治氏。他に当社スタッフ3名。進行表がしっかり用意されているため、出演する僕らは安心して自分の発表やコメントに集中することができた。当然かもしれないが、イベントでは設営するスタッフの能力によってクオリティに違いが出る。1時間半、参加者も出演者も楽しい時間を過ごすことができたに違いない。イベント後、広島県からやってきたUさん、4月入社予定のHさんとコーヒーを飲みながら話をする。6時頃帰宅。
ブックトークイベント「本屋と出版社が考える、本の楽しみの広げ方」
僕が把握している数字では、参加者数43名(出演者5名、スタッフ3名含む)。うち、会場参加は定員1/2ギリギリの20名前後。さらに、千歳まちライブラリーではパブリックビューイングが行われていた。正確にはわからないが帯広・ZOOMと合わせて50人規模のイベントだろうか。
人数はともかく、おもしろいイベントになったのではないかと思う。3社、それぞれ立ち位置が異なる。本を売るのが商売であるザ・本屋さんと本をつくる側の内山企画会社、ソーゴー印刷の違い。本の作り手であっても、考え方や作り方、作ったあとの活動の仕方に相当な違いがあることがわかった。それぞれの強みや考え方が浮き彫りになるようなイベントだった。
中小企業家同友会とかち支部オンラインビジネス研究会、電子書籍グループのイベントであるため、中心テーマは「紙の本と電子書籍の関係」ということになる。狭い意味での電子書籍を制作・販売しているのは当社だけということになるが、オーディオブックや映像までを含めると、クロスメディア化が相当進んでいることがわかる。紙の本の販売がメインであるザ・本屋さんにしても、YouTubeの「ザ本屋さんチャンネル」を展開している。
今回のイベントは、当初、ザ・本屋さんのコロニーダイイチ店のすぐ隣にあるフリースペースで開催する予定だった。コロナのまん延防止期間延長により、とかちプラザひ変更されたのだが、予定通りザ・本屋さんで開催されていたらどのようになったのだろうか? 次回、リアル30~50人くらいの規模で開催したいところだ。
紙媒体は紙媒体だけで成り立ちにくくなっている。そのことは2000年代あたりから明らかになってきて、2010年代には決定的なものとなっていった。2020年代の今は、もっと明確にデジタルファーストを打ち出していかねばならない、と僕は考えている。出版の世界では紙媒体が根強い。というより、当面の間、紙がメインであり続けるだろう。だが、デジタル教科書が普及したり、スマホでマンガを読んでいる人たちが社会人になると、状況はずいぶん変わったものとなるはずだ。きっと、書店は電子書籍との融合を模索するようになっていくのではないか? 出版社である我々も、電子書籍を先に出してから紙の本を出すといった順番になるかもしれない。
このあたり、Z世代の荒君が出版・読書文化の将来を示唆するような内容の発言をしていた。会場には3人、Z世代の人たちがいた。次のイベントでは参加者の意見も幅広く聴いてみたいところだ。
