おはようございます。
朝、一部資料を手直ししてから人数分を出力。9時45分出社。10時来客。11時半帰宅。午後1時10分、中小企業家同友会とかち支部事務局員のK氏とともに未会員企業訪問6社。4時頃帰宅。5時、組織企画委員会にZOOM参加。6時半からは帯広柏葉高校の同窓会役員会があったのだが、体調を考慮し欠席させてもらうことにした。おかげで7時間の睡眠を確保できた。
今書いているのは、「電子書籍時代のシンプル文章術」の準備編。正直に言うと、ちょっとおもしろみに欠けるのが難点。明日から始まる次章は文章術の話になります。きっと、目から鱗の話になるでしょう。今日まで準備編にお付き合いください。
素材を集める
5つの章と各章5つの小見出し。これらが決まると、今すぐにでも書き始めたい気持ちが湧いてくるものです。小見出しができた時点で、「80%完成したも同然」と考える人がいます。さすがに、それは気が早いというもの。ただ、完成も同然という気持ち、わかるような気がします。自分の頭の中ではもうすでに本が完成しているのです。
もし、完成イメージが浮かんでいないのであれば、理由のひとつとして「素材不足」が考えられます。書きたい内容について熟知していない。あるいは、図版とともに説明しなければならないのに、写真や図が揃っていないというケース。材料が足りないまま書き始めると、執筆ペースが乱れてしまうことがあります。可能な限り、素材は書き始める前に用意しましょう。
写真や図については、一通り書き終えてから揃えるという方法もあります。書き進めていくうちに「図のほうがわかりやすいな……」と思うことがあるのです。準備は大切ですが、完全主義にはとらわれるのも禁物ですね。
素材には資料、写真、図、現物などがあると思います。5章の構成であれば、5つのフォルダを用意。それぞれに素材を保存しておきます。紙の本の場合、写真や図はモノクロに変換することが多いのですが、電子書籍ならカラーのまま使用します。現物資料は写真に撮ってデータ化しておきます。
なお、図版として掲載する写真については、著作権法上問題がないか、必ず確認するようにしてください。
素材には、原稿執筆の資料もあります。本の中身が専門的なものであればあるほど、質・量とも豊富に集めることになるでしょう。僕の場合、紙ベースのほうが原稿が書きやすい。このため、パソコンのフォルダではなく、現物として存在するフォルダや袋ファイルを使用しています。
資料を一通り読み込んで、頭の中にストックしていく。そして、自分の伝えたいことを頭に浮かべる。これで執筆準備はほぼ完了ということになります。