おはようございます。
朝、いくつか気になっていたことを片付ける。10時、帯広市内のとある病院へ。ここは産婦人科と小児科の病院。過去一度も足を踏み入れたことがない。M氏と一緒でなければ、すごすご引き返してくるところだった。ワクチン3回目接種。ほとんど待つことなくすんなり打ってもらうことができた。しかも、驚くなかれ。鎮痛解熱剤を受け取ったときに、診察カードを渡された。僕専用の産婦人科診察カード。これはレアなアイテムである。大切に保存しよう……。
11時帰宅。社内報原稿を書く。ワクチンの副反応はまだ出ていない。夕方までに2本の原稿を書くことができた。7時、中小企業家同友会とかち支部学びあい活動推進委員会。拓の会新グループの説明など。9時少し前に終了。社内報原稿を担当者に送って仕事を終える。注射を打った左腕が次第に痛くなってきた。
今日から第2章。いよいよシンプル文章術の本編に入ります。
第2章 初級編・シンプル文章術
文体をおおまかに決める
ここでいう「文体」とは、だいたいこんな感じの文章……というものです。ガチガチに決める必要はありません。ただし、散漫になりすぎてもいけない。のびのび書きながらも、全体として何となく調和がとれている。そのあたりを目指しましょう。
「です・ます調」と「だ・である調」。どちらにするか迷うことがあるかもしれません。文章術の本の中では「混在させてはいけない」と書かれていたりします。僕は多少の混在はOKという立場。「です・ます」を基調にしながら、「だ・である」をわずかに加えることが多いですね。強く主張したいときには「だ・である」と言いたくなるもの。その気持ちを無理に抑える必要はないのです。
「です・ます」と「だ・である」もそうですが、ここで大まかに決めたい文体は、どのようなテイストで本を書き進めていくのかということ。
新聞記事のように事実を重ねて書いていくか、ファッション誌のように軽妙なタッチにするか。はたまた、ブログのように目の前で喋っているかのように書いていくのか。SNSでは細切れの文が並びます。これを連ねていく方法もあるでしょう。
電子書籍の場合はどれもアリ。読みやすくて、読者に伝わるものがあればよいのです。
紙の本だと「貴重な森林資源を使ってこんな言い回しをしてよいのだろうか?」などと、余計なことを考えてしまいます。そう思うのは、きっと僕だけではないでしょう。紙の本に比べ、電子書籍のほうがのびのびとした文体で書かれていることが多い。その分、読者と著者の心理的距離を縮められるというメリットもあります。
親しい人に向かって話しているかのように書く。または、講演や講義(堅苦しくないもの)で語っている言葉をそのまま文章にする。そんなふうに一冊の本を書き上げることができればベストですね。
文体が決まれば、次は文章の中身について考えていきます。