
おはようございます。
午前中は床屋さん。ついでに買い物。午後、なぜか眠気に襲われる。春のような陽気だからか? 夕方近くなってようやくパソコンに向かう。新入社員研修のカリキュラムを考えねばならないのだが……。
「電子書籍時代のシンプル文章術」は今日から第4章。比較的順調なペースで書き進めている。だが、推敲に時間がかかりそうな予感がする。文章が洗練されていないからだ。読みにくいと感じる箇所もある。これまで5冊ほどブログを書籍化してきた。いずれも推敲に時間がかかった。推敲以前。大幅な文章の改造を行うと、膨大な時間を費やすこととなる。どこからどこまでが推敲なのか? 自分でもわからなくなることがある。
第4章 本の質を高める
推敲
推敲とは、文章の中身や構成を吟味し、練り直す作業のこと。したがって、基本的に推敲は著者自ら行います。ただし、編集者の助けを借りることもあるでしょう。プロの編集者の助言を受け入れるほうが文章の質は高まるものです。
当社が発行する雑誌「スロウ」では、校正作業の段階で「推敲」されることが度々あります。「推敲」と「校正」が区別されていないのかもしれません。推敲し、いったん文章が完成した後に行われるのが校正。しかし、書き手が未熟であればあるほど、校正段階でも推敲が行われる。これで完璧という文章はありませんから、校了するまで推敲を継続すべきなのでしょう。
推敲のやり方は人それぞれだと思います。僕の場合、まず意味が通らない文章を手直しする。次に、接続詞や語尾を整える。まわりくどい文章は分解する。場合によっては、文の順番を入れ替える。読み返してみて、しっくりこないところを微調整する。他にもいろいろありそうです。自分が納得するまで調整を続けていきます。
ときどき、調整レベルでは済みそうにないという文章を書いてしまうことがあります。推敲というよりも、書き直し。ジタバタしても問題は解決しません。この場合は潔く最初から書き直すほうがよいでしょう。そのような事態に陥らないよう、書く前の準備が大切。推敲は、80%程度完成している文章の残り20%を修正するために行われるもの。文章の大改造は推敲とは言いません。
推敲で心がけるべき点は、文章のテンポを改善することだと思います。一発でテンポのよい文章を書ける人は滅多にいないはず。推敲段階で読みやすく変えていくのです。
冒頭の文章を次のように推敲してみました。
文章の中身や構成を吟味し、練り直す作業。それが推敲。著者自ら行うのが基本です。ただし、編集者の助けを借りるのもよいでしょう。経験豊富なプロ編集者は、文章の質を高める上で欠かせない存在です。
推敲前は「編集者の助けを借りる」と「プロの編集者の助言を受け入れる」の重複が気になっていました。重複、矛盾、曖昧な表現があると、文章のテンポが悪くなってしまいます。推敲を重ね、読みやすい文章を目指しましょう。
