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電子書籍時代のシンプル文章術17 校正

電子書籍時代のシンプル文章術17 校正

おはようございます。
 我が社の入社式の日。8時15分出社。3階朝礼室ではすっかり準備が整っていた。8時半、新入社員入場。このような形式で入社式が行われるのは実に3年ぶり。入社式はやはりZOOMよりリアルがよい。3年分というわけではないが、今年は中身が濃い。最後の集合写真の撮影まで含めると、1時間半かかった。日中は新入社員研修の準備。スケジュールはほぼ固まった。あとは各講座の準備を進めるのみ。夕方、店舗の様子を見に行く。

校正

いったん書いた原稿を練り直すのが推敲であるのに対し、「表記の誤りを直す」のが校正です。通常、著者だけではなく、編集者や校正者も校正を行います。ハッキリ言うと、著者による校正は甘くなりやすい。誤りを発見しにくいのです。
 どうしてそのようなことが起こるのか? 理由は簡単。著者は「表記の誤りをチェックする」のではなく、「自分の文章を読んでしまう」からなのです。校正作業なのに、いつの間にか推敲してしまう。このため、校正者としては本来不適格。著者の文章に対して思い入れの少ない人、できればプロの校正者に依頼するのが望ましいでしょう。
 校正は非常に重要なプロセス。どうしてかというと、誰もがパソコンで文章を作成するようになり、誤変換、入力ミスが起こりやすくなっているからです。手書きの時代であればあり得ないような入力ミスが起こりうる。自分でもビックリするようなミスを発見する(発見してもらう)ことがあります。
 校正のポイントは次のようなものです。
・単純な入力ミスのチェック
・固有名詞に誤りがないかの確認
・数字が正しいかどうか(金額や電話番号など)
・表記は統一されているか
・英数字や記号の全角・半角は適切か
・日本語として正しいか(推敲に相当しますが)
 何といっても、一番注意しなければならないのは「固有名詞」と「数字」です。人名、地名、社名、電話番号、金額といったもの。これらは出版前に確実に訂正されていなければなりません。
 決定的なミスではなくとも、表記の誤りが目立つ本は、内容の信憑性まで疑われてしまうことになります。電子書籍の場合は、気軽に出版できるという理由もあって、ときどき入力ミスと思われる箇所を発見することがあります。本としての質を高めるべきなのは、紙の本でも電子書籍でも変わりありません。できるだけ、プロの校正者や編集者に依頼すべきでしょう。
 決定的ミスを見逃した場合、紙の本であれば、訂正シールで対応したり、最悪の場合は刷り直しとなることがあります。電子書籍ではどうでしょう? ありがたいことに、電子書籍データは差し替えが可能。これは紙の本にはないメリットと言えるでしょう。かといって、ミスは最初から食い止めたいもの。複数の目でチェックするようにしましょう。

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