
おはようございます。
新入社員研修2日目。午前9時半から、第3講「出版の歴史」と第4講「広告の歴史」。4講連続「歴史」が続いた。自社の歴史、自分の歴史、業界の歴史、そして日本・世界の歴史を知ることが大切だ。歴史認識がずれていたり、そもそも知らなかったりするようであれば、適切な意思決定ができなくなる。間違った歴史観を植え付けられると、間違った考え方を持つようになる。何が正しくて何が間違いなのか。それを決めつけることはできない。しかし、人材育成の場で考える材料を提供することは可能だ。新入社員には、考える時間を持つことが求められる。
午後は写真セレクト作業。この作業は集中しすぎてはいけない。眼精疲労を感じたタイミングで、ショップ用の椅子を調達に行く。
「電子書籍時代のシンプル文章術」は最終章に入った。あと5日で本文が完成するはずだ。ただし、推敲の作業に時間がかかるはず。スロウ71号入稿後に完成を目指したい。
第5章 サクッと書けるようになるには
ブログを書く
僕は2006年1月から毎日ブログを書くようになりました。直接的なきっかけは「ブログ道」(久米信行著、NTT出版)を読んだこと。もうひとつの理由は雑誌「スロウ」の書き手として、毎号記事を書くことになったため。2000年から2005年まで、僕にはライターとしてブランクがありました。社内報以外、原稿を書いていなかったのです。
ライターとして復帰するためのリハビリとしてブログを書き始めた。これが自分でも驚くほど効果的だったんですね。最初の頃は400字程度のブログでした。3日坊主になるのでは……という不安は3日続けたところで少し小さくなり、3週間続くとほぼ消え去り、3ヵ月続けたあたりから小さな自信に変わっていきました。
半年経った頃からでしょうか。頭の中で革命(大袈裟ですね)が起こっていることに気づきました。頭の中にある断片的な情報がつながるようになっていったのです。ブログを書くために、毎朝、一定時間何かを考え続ける。これが習慣化すると、これまでわからなかったことが少しわかってくるようになる。僕にとっては文章力トレーニング以上の効果がありました。
ブログを書いて3年経った頃には、ブログの効用を語り、ブログを薦めるようになっていました。今でも薦めています。
サクッと文章が書けるようになるために、もっとも効果的なのはブログを毎日書くことである。僕はそう確信しています。自己PRでも自社PRでもない。純粋に自分のためにブログを書く。これを続けると、僕と同じような一大変化を経験することになるでしょう。
どうしてこのような「革命」が起こるのか? 書き始めて数年経った頃、考えてみました。僕の結論は、「脳に空白ができるからではないか」というものでした。毎日書く。アウトプットの連続です。意味のあることを書こうとすると、インプットを増やさねばならない。しかし、日常業務が続くと、書くネタがなくなる。情報不足により、脳内が飢餓状態のようになる。そこで、過去の記憶を総動員して、何か意味のあるコンテンツを生み出そうとする。断片化している情報をつなぎ合わせようとする……。
文章力がアップするというより、思考力が高まる。ここにブログを続ける価値があると思うのです。ぜひ、お試しください。
