
おはようございます。
朝はデザインの手直し作業。ずいぶん手間取っている。9時半、新入社員研修第9講「文章作成技術」。続いて、特別講義「写真を見る愉しみ」。今年度、写真論をカリキュラムに組み込む予定はなかったのだが、リクエストにより復活。思ったよりも好評だった。午後はスロウ71号の制作に集中。作業の大半はフォトショップによる画質調整。写真メインの記事6ページ。夕方までに何とか入稿することができた。6時半、とかちプラザへ。中小企業家同友会とかち支部経営指針研究会オリエンテーション。研究生は12名か13名になる模様。募集定員いっぱいだ。会場はやけに人数が多い。研究生よりも、経営指針委員とサポーターの参加者が多数を占めていた。9時帰宅。
歴史認識と目的意識を持つ
今年の新入社員研修参加者は新卒2名、中途1名。こちらから一方的に話すというよりも、ときどき質問が差し挟まれる。双方向のやりとりが多い講義となっています。もうひとつの特徴は自宅で開催していること。このため、参加者は例年よりもリラックスできているのでしょうか? 実際のところはわかりませんが、質問と会話でしばしば講義が中断する。これは好ましい傾向といえます。
特別講義を含め、10講座。ほぼ前半終了といったところです。後半は開催方法がガラリと変わるため、前半の振り返りを記録しておこうと思います。
前半は「なぜこうなっているのか」と「何のために」という話がメインでした。とりわけ、歴史に重点を置いた話が多かったはず。過去の経緯を知らなければ、今起こっていることを正しく把握することはできない。現状把握が不十分だと、これから何をどうしたらよいのかわからないということになります。新入社員、特に新卒の場合は人生経験が22年ほど。学校で学んできた歴史だけでは不十分です。日本史、世界史、業界史、地域史、社史、自分史……。これらに関心を深め、自ら知ろうとする姿勢が必要でしょう。
「何のために」という目的意識も歴史と同様、欠かすことはできません。目的を見失うと、自分の頭の中に「やらされ感」が広がっていく。本当は自分の人生を自分の手でよりよいものにしていきたい、と考えているはずなのに、目の前の問題に対処するだけで手一杯に思えてくる。これは多くの人が抱えている問題のひとつ。
目的を見失うと自分の行動が義務的になっていく。その結果、活動のスピードが鈍くなる。生産性が低下し、仕事の質も低下する。この悪循環に陥らないためには、「何のために」を常日頃から確認する必要があります。
新入社員の1年間は目的意識が明確でも、その後次第に薄れていくという人もいます。その理由は、慣れから来る油断なのかもしれません。駆け出しの頃はすべてがチャレンジの連続。それが2年、3年経つと70%くらいの力でもこなせるようになる。ここがひとつの落とし穴。目的意識が明確な人は、自分で次々と新たな目標を設定し、チャレンジングな計画を立て実践していきます。そのような人物になってほしいという思いで、毎年新入社員研修を行っています。
さすがに50代以降は成長スピードに衰えが見えてくるものですが、それでも1年にひとつかふたつ、新たな能力を身につけることは可能でしょう。僕も昨年から今年にかけて電子書籍作成技術をほぼ習得しました。他にもうひとつ、身につけたい能力があります。
世界はすごいスピードで変化しています。社員全員総掛かりで新しい能力、知識、ノウハウを身につけていかねばなりません。もっとも伸びしろのある新入社員の成長と活躍に期待したいと思います。
