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紙の本と電子書籍45 読書環境

紙の本と電子書籍45 読書環境

おはようございます。
 午前中はショップ関連の仕事。午後は買い物へ。帰宅したらパソコンに向かおう。そう考えていたのだが、休日気分に押し流された。夕食をつくりはじめる。連休中、水出しコーヒー器具が届いていた。15人用、滴下式。僕にとっては2台目。組み立ててみる。30年近く前に買ったO社のものと原理は同じだが、微妙に形状が異なる。これで1日30杯生産できる態勢が整った。
 GW序盤の3連休。できることは懸命に行っているのだが、すべきことが未着手のままだ。出勤日の今日、どこまで追いつくことができるか。筋肉痛はだいぶ和らいできた。

読書環境

GW期間中、やるべきことのひとつとして、電子書籍の出版がある。原稿が揃っていればすぐにできる。そう思って、別なことを優先させるうちに、デッドラインが迫ってきた。出版予定の2冊のうち1冊は校正に時間がかかる。完成までに2日間確保しておく必要がある。何とかなるとは思うのだが、ギリギリのタイミングだな……。
 5月8日のイベント「本屋と出版社が考える、本の楽しみの広げ方vol.2」の準備も十分とは言えない。順番としてはこちらを優先させるべきか。今、ブログを書きながら考えることにしよう。
 2回目となるイベントでは、電子書籍を前面に打ち出してはいない。「電子書籍グループ」の活動ではあるが、電子書籍はツールのひとつという考え方だ。紙の本すべてが電子書籍に置き換わるわけではない。それよりも、十勝の出版文化、読書文化をどのように盛り上げていくのか。ここが最大の目的だ。
 興味深いデータを見つけた。「令和3年度帯広市小中学校読書アンケート結果」というもの。これによると、学校の授業以外で読書をする小中学生の割合が帯広市では上昇している。読書率では全道、全国平均よりも上回っている。帯広市教育委員会によると、「令和3年4月に開館した帯広市電子図書館のアカウントを児童生徒ひとり1台端末と同時に配布したことが起因している」とのこと。端末を利用した読書が増えている。また、自分の読みたい本を探しにいくという行動が見られる。このあたりが興味深い。つまり、環境が整えば、読書文化はもっと豊かなものとなる。そのような可能性を示すデータではないかと思う。
 25歳以上の都道府県別の読書人口を調査した統計では、北海道は中位。1位は東京。以下、神奈川、千葉、埼玉、京都の順。日常的に読書をする人は都市部に多いという結果が出ている。これも読書環境が影響していると考えるべきか。北海道には、書店のない自治体が多い。いくらネット書店で簡単に本が買えるといっても、目の前に本が並んでいるかどうかの違いは大きい。
 成長意欲の高い人は、ネットを使って自分に必要な本を探し求めるが、それほどでもないという人は周囲の環境から少なからぬ影響を受ける。身近な場所に書店や図書館がある。読書家の家族がいる。いい本を勧めてくれる知り合いがいる。そうした環境があれば、読書人口に加わる可能性が高いに違いない。
 知識社会の現代において、読書習慣があるかどうかは非常に大きな違いとなる。僕自身、熱心な読書家というわけではなく、必要に迫られて本を読むタイプ。だから、読書を苦痛と感じることもある。子供の頃から本に慣れ親しんでいて、読書を楽しみだと感じながら大人になれば、知識社会の中でもっと生きやすくなるのではないか。また、出版社はもっとわかりやすい本、おもしろい本を出すことに努めるべきだ。その担い手は地域の出版社であるべきではないかと僕は考えている。

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