
おはようございます。
連休中、自宅に届いた荷物をSLOW livingに運び込む。午前10時、来客。まだガランとした状態の店内を案内する。11時、土を運んだり、土に混じった石を取り除いたりといった作業。昼、外焼肉を決行するという知らせを聞く。僕は自宅からノンアルコールワインと水出しコーヒーを持ってくる。12時半頃、SLOW livingの敷地内で肉を焼く。それにしても、話が急だな。焼肉に限らず、あらゆる物事が急展開している。2時半帰宅。役員会の準備。4時、役員会。6時終了。8時半就寝。
20数年ぶりのチャレンジ
僕が店舗のオープンに関わるのは、実は5店目。最初の2店舗は東京・西荻窪。次は代官山。4店目は北九州。1995年から2000年にかけての活動です。考えてみると、ずいぶん無謀でした。何の経験もノウハウもないのに、次々広げていった。当然ではありますが、うまくいったことよりも、手痛い失敗経験のほうが多かった。途方もない労力をかけたにも関わらず、何も生み出さずに最後の店舗を閉じて活動を終えました。
今考えるのは、「何も生み出さなかった」わけではないのではないかということ。貴重な経験を残した。少なくとも、「こうすれば失敗する」というやり方を学びました。20数年ぶりとなるショップへのチャレンジ。20数年前の経験を今こそ生かすときと言えるでしょう。
ソーゴー印刷にとっても22年ぶりのチャレンジとなります。当時のことを知っている人は社内でも少なくなりました。長崎屋のテナントとして開店した「プリントショップしゅん」。どのような経緯でプリントショップを開くことになったのか。正確なところは僕にはわかりません。入社したときにはすでに存在していました。当時、印刷会社の中にはプリントショップ事業に乗り出すところが何社かあったと思います。ブームというほどではありませんが、印刷業界全体「変わらねば」という気持ちが強かった。ただし、プリントショップの多くは失敗に終わったと思います。
プリントショップは印刷会社にとって「業態変革」という認識だったことでしょう。製造業という意識のまま業態変革を試みても、おそらくうまくはいかない。印刷業は受注産業ですからなおさらのこと。待ちのビジネスでうまくいくはずはない。「業種転換」というくらい思い切らなければならない。プリントショップしゅんは、短期間で役割を終えることとなりました。
SLOW livingはどのような道をたどっていくのか。フタを開けてみるまでわかりませんが、20数年前とはずいぶん異なるコンセプトを持ち、異なる進め方をしています。一番違っているのは、店の背景、厚みという点でしょうか。2004年創刊の「northern style スロウ」の活動が根底にある。創刊から18年経過してようやく……といった感もありますが、これもきっと必要な年月だったのでしょう。部署の改編を繰り返し、スロウに関わる人員の厚みが増しています。オープンするには、今がベストのタイミングであるような気がします。
1~2週間前にできあがった看板のデザインを見ると、コンセプトがひと目でわかります。物販という機能だけではない。まさにこの場所から何かが生まれ、ここから何かが発信されていく。そんなイメージが浮かんできます。
什器が入り、商品が並べられるのは、たぶんプレオープンイベントの1週間前くらいでしょう。何もものが入っていないうちに、イメージの共有を図りたいところです。
