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紙の本と電子書籍47 執筆後に待っているもの

紙の本と電子書籍47 執筆後に待っているもの

おはようございます。
 ほぼ計画通りに仕事が進む。午前中は「サクッと2万字書けるようになる! 電子書籍時代のシンプル文章術」の修正作業。続いて、図版を作成し、ページに挿入。昼頃までに本文はほぼ完成した。午後、買い物へ。夕方、作業再開。表紙デザイン。もはや、デザイナーに依頼できる段階ではない。自力で何とかせねば。そう思ったら、何とかなった。前作よりも本の表紙らしいデザインに仕上がった。一太郎に取り込み、mobi形式で保存。Kindle Previewerで開いてみる。ちゃんとしたデータであることを確認する。6時、仕事を終える。

執筆後に待っているもの

本のタイトルにあるように、「サクッと2万字書く」ことはさほど大変ではないだろう。書きたいという意欲があり、書くべきコンテンツがあれば、あとはちょっとした技術とコツをつかむだけ。800字のレポートを仕上げられる日本語力を持っていれば、本を1冊書くことは努力次第で(人によっては努力せずとも)十分可能と僕は考えている。
 ただ、その後に控えている作業には重たいものを感じるかもしれない。3月に発行した電子書籍の制作中にも感じたこと。今回も同じ苦労を味わうこととなった。大変なことは次の4つ。
1.英数字の扱いと縦中横への変換作業
2.奥付、中扉、目次等の設定
3.図や写真の挿入
4.表紙デザイン
 何といっても、英数字を適切に表示させることに時間を要する。一太郎とインデザインとでは少しやり方が異なっていて戸惑う。30年以上使い続けてきた一太郎だが、僕はまだ十分マスターしているとは言えない。今朝、インデザインに備わっている機能が一太郎にないか確かめてみたら、実はあることがわかった。昨日、それを使えばよかった……。次作で活用することにしよう。一太郎の使い手は社内に3名しかいない。僕が電子書籍に必要な機能を覚えて伝えていくしかない。
 奥付、中扉、目次等の設定方法は、僕よりもA氏のほうが詳しい。図や写真の挿入も同様。慣れれば、サクサク進められる作業だ。だが、図や写真に入れるキャプションをどうしたらよいか迷うことだろう。前作はキャプションなしにした。今回は、フォトショップで写真の下部にキャプションを入れてみた。あれこれ考えるより、このほうが簡単だ。
 最大の難関は「表紙デザイン」である。こればかりは、デザイナーに依頼するのが本筋。GW前に頼んでおくべきだったが、本文の進行が遅くなってしまったので今さら頼めなくなった。
 何か手軽に使えそうなデザインテンプレートはないか? そう思って探してみる。センスのいいデザインはたくさんあるが、使えそうなものは見当たらない。そのまま使うことはできないが、参考になるものが見つかった。イラストレーターで作成してみる。まあまあの仕上がりだ。
 1~4は本文を一通り仕上げてからの作業となる。たいていの場合、著者は本文の執筆と校正に大半のエネルギーを費やしてしまう。「完成した!」と思って肩の力を抜いたあとに、重たい作業が待っている。編集・デザイン経験を持たない著者が行うのには無理がある。個人出版するにせよ、この部分はプロに依頼するのがよいと思う。
 クオリティにこだわらなければ、1~4、いずれも簡便に済ませることも可能だ。横書きの本でよい。そう決めてしまえば、縦中横や欧文回転を考える必要はない。奥付、中扉、目次、図、写真も必須というわけではない。表紙デザインも、一太郎には出来合いのものがある。「表紙ギャラリー」から選んでタイトル等を入れればそれなりものもができる。体裁にこだわってしまうのは、僕が紙の本を作り続けてきたためかもしれない。

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