
おはようございます。
午前8時出社。ミーティング。9時から個人面談。午前中4名、午後4名。立て続けに個人面談を実施するのは10数年ぶりか? 終了後、SLOW livingの様子を見に行く。オープンまで17日、プレオープンイベントまで11日。そろそろカウントダウンすべき段階。これから10日間が勝負だ。
選択とは
SLOW livingに関して、僕は棚を組み立てた程度の貢献しかしていない。あとは、備品等の購入かな。細々としたものから、ちょっと大きめのものまでずいぶん買いました。
クリエイティブ面での貢献はこれから。僕にはポストカード用の写真60点を用意するという任務が与えられています。このデータを探し出すのにけっこう時間がかかる。GW中からやっているというのに、まだ終わっていません。写真を探し出せば、画質調整にはさほど時間はかからないはず。できれば今日中に決着を付けたい。が、予定通りにはいかないような気がします。
おもしろいと思うのは、僕と編集者では、ポストカードとして選ぶ写真の傾向にずいぶん違いがあること。すごく違っているというわけではないのですが、僕なら明らかに選ばない写真が選ばれていたりする。
「ふうん」と思いながら、改めて自分の写真をモニターに映し出してみると、「悪くはないな」と再認識する。自分の撮った写真で、なおかつ誌面を飾った写真ですから、悪いはずはありません。けれども、ポストカードに使えるとは考えもしなかった。そんな写真を編集者はときどき選んできます。そうして、自分の視野が狭かったことに気づかされるのです。
そのような経験を、僕は写真だけではなく、さまざまな活動の中で知らされることがあります。リアルタイムに「自分の視野の狭さ」に気づくことは少ない。数日、数週間、ときには数年経ってから気づくこともある。だから、自分の狭い視野に基づく考えを押しつけることはしないほうがよい。慎重に考えられるのであれば、即断はしないようにしようと思っています。
ただし、そう冷静に考えられる場面もあれば、即座に反応してしまうこともあるものです。したがって、あとから訂正、軌道修正することも必要でしょう。「自分が絶対正しい」などと思い込むと、たとえ正しい判断であったとしても、正しくない結果を生み出す可能性がある。
その一方、企業経営は意思決定の連続ですから、たとえ反対を押し切ってでも決めなければならないことがあるものです。その際には、自社の経営理念が判断基準となる。さらに言えば、正しい意思決定かどうかは、最初から決まっているものではない。決めたことをやり通して、成果を生み出すことができれば「正しかった」と言うことができる。別な意思決定をしたとしても同様。結果を出せば「正しかった」となる。「正しい選択」と「誤った選択」があるというよりも、その後の行動によって正しいかどうかが決まってくる。
そう考えると、決めたことを命懸けでやり抜くというのが、意思決定以上に重要と言えそうです。我が社にとっての大型プロジェクトがいくつか続きます。SLOW livingもそのひとつ。正しいと思うことと正しさを証明することに全力を注がねばなりません。
2003年から2004年にかけて、スロウを創刊した頃にも同じような気持ちを味わいました。考えてみると、そのとき以来の大型案件ですね。ただ店がオープンするというだけではなく、ここがひとつの情報発信拠点となる。そして、他のプロジェクトとも関わり合いながら、我が社の仕事のあり方が変わっていくはず。今月末からは仮説→実験→検証の繰り返しになるでしょう。
