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門外漢の原稿作成技法第66回 体調と文章

門外漢の原稿作成技法第66回 体調と文章

おはようございます。
 朝のうちに原稿を1本仕上げる。9時半出社。10時来客。このところ、遠方からの来客が続いている。たまたまか? 非常に近い業種のお客様だった。11時過ぎ帰宅。写真の画質調整。午後1時、十勝経営者大学運営会議にZOOM参加。会議終了後、画質調整作業を再開。4時過ぎ「終わった」と思って確認してみると、「サイズが変わっている」という謎の現象。60点のうち15点ほど使えないデータになってしまった。謎は解明されたが、調整し直すこととなる。何とか、デザイナーにデータを送る。5時20分、帯広柏葉高校へ。100周年記念誌のための情報収集。柏友館に編纂部が集まるのは初めて。中には初めて柏友館を訪れたという人もいた。20周年、30周年、40周年記念誌をスキャニング。非破壊でスキャンしているため、クオリティに不安がある。7時20分終了。帰宅後、もう1本の原稿を書こうと思ったが、余力は残っていなかった。

眼精疲労が大敵

その昔、二日酔いの状態で原稿を書いて大変な思いをしたことが何度かありました。体調が悪いと、文章のクオリティを保つことに苦労する。文章の質に問題があると、当然大変なことになります。だから、どんなに寝不足でも二日酔いでも頭痛であっても、文章は一定のレベルをクリアしていなければなりません。そのことを承知しているから、苦しみは倍増することになる。
 そんなわけで、ここ数年、二日酔いになることはなくなりました。そもそもお酒をさほど飲まなくなったし、飲むときには翌日の予定を確かめて適量を飲むようになった。飲酒に限らず、体調を考えた行動をとるようになってきました。睡眠は平均6時間。4時間半の日が続くと体が持たないので、週末7時間半にする。比較的コントロールできるようになってきました。
 それでも、昨日はきつかったですね。睡眠は足りているのですが、「画質調整60枚」が効いた……。しかも、15枚やり直しですから、75枚ということになる。終わったときには、目と右手首(マウスを使うため)がダメージを受けていました。
 翌朝、つまり今朝になって目と手首が回復し、1本原稿を書くことにしました。というよりも、本当は昨日送るはずだった原稿。早朝書いていて感じたこと。それは「眼精疲労は脳に影響を及ぼす」ということでした。16年間のブログ歴を通じて、僕には「断片化した情報が自然につながり合う」という能力が身についたはず。そう思っていたのですが、今朝はそれがほとんど機能していない。微動だにせず30分間、椅子に座って考え込んだまま過ごしていました。
 ある文献をヒントに6時半頃、ようやく原稿を書き上げることができました。それにしても、考えをまとめるだけではなく、文章を書くことにも難儀しましたね。文と文がつながらない。30数年前、駆け出しの頃に戻ったような感覚。水出しコーヒーの成分が体に染み渡った頃、ようやく考えも文章もまとまりました。
 そう考えると、「サクッと2万字書けるようになる」ためには、体調が一番の鍵かもしれません。人によっては精神状態でしょう。心の中がザワザワしていると、やはり書くことに苦労する。心技体のバランスが大事ということ。我が社の人たちを見ていても、バランスの取れている人のほうがよい仕事をしているように思われる。僕の課題は「体」だな……。一昨日は平和園のジンギスカンを食べていい調子でしたが、昨日は後半調子を崩した。今の僕に必要なのは、ホタルイカ。シーズンが終わる前に何度か食べておきたいですね。
 やはり、まだ文章のクオリティが戻っていないようです。何卒ご容赦願います。

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