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実録・記念誌制作02 80年前の記念誌

実録・記念誌制作02 80年前の記念誌

おはようございます。
 朝、原稿を書く。2300字ほどの原稿に2時間半かかった。9時過ぎ、SLOW livingへ。荷物の受け取り、Wi-Fiの工事、様子を見に来た人の対応。意外な人が訪れる。K氏、O氏もやってきた。時間があっという間に過ぎていった。午後5時半、ホテルグランテラス帯広へ。帯広柏葉高校同窓会総会。懇親会はなく、弁当持ち帰りというスタイルだった。7時45分帰宅。7時間半眠った。

80年前の記念誌

5月13日は編纂部のミーティング。柏友館の見学と史料のキャニング。14日は同窓会の総会。2日連続、同窓会関係の会合となりました。
 同窓会における今月の最大のテーマは、史料類のデジタル化です。これはページ構成を固めるためにも必要ですが、本当の狙いはそこではありません。過去の周年記念誌の電子書籍化。これを実現させれば、10年後に110周年記念誌をつくる人たちの仕事が楽になる。また、100周年記念誌の付録としても価値がある。どのような見せ方をするかは今後の検討課題。いろいろ難題はあるのですが、これはやり甲斐のある活動といえそうです。
 最大の課題は、制約があるの中でいかにきれいにスキャニングをするかということ。周年記念誌が1冊しかないという場合、非破壊でスキャンすることになります。13日は非破壊で見開き2ページを読み取ることのできるスキャナーを持ち込み、作業を開始しました。
 ここで大きな問題に突き当たることに。20周年記念誌は複製版であるため、ページを開いても喉のところで文字が隠れてしまっているのです。プロがちゃんと作成した複製ではなく、コピーをとって袋綴じにし、ホチキスで留めたもの。おまけに紙が波打っていて、うまく補正することはほぼ不可能。
 そこで、昨日の総会で学校からホチキス留めを外す許可を得ました。これで電子書籍化はスムースに進んでいくに違いありません。複製版とはいえ貴重な史料であるため、原状回復可能な形で作業を進めていく必要があります。この点、どんな方法を採るか、社内のプロに相談してみようと思います。
 僕の構想では、電子書籍化+オンデマンド出版。さほど費用はかからない。編纂部の予算内で数部作成しても構わないことでしょう。大昔に作成された複製版はそのまま残すとして、それとは別にきれいに製本された紙の本があってもよい。デジタルアーカイブだけでは、存在しているのかどうかわからなくなることがあります。たぶん、電子書籍+オンデマンド出版という残し方がスタンダードになっていくのではないかと思います(もっと予算があれば、オフセット印刷による複製本)。
 僕の見たところ、手強いのは20周年、30周年記念誌まで。その後は比較的問題なく進められそうです。
 帯広柏葉高校の20周年記念誌といえば、1943年のこと。戦時中。複製とはいえ、80年前の史料がよく残っていたものです。原本はどこかに存在しているのだろうか? 気になりますね。
 こうした史料が存在していること自体、100周年記念誌の編纂に携わって初めて知ることになりました。10年前の90周年記念誌事業の際には気づきませんでした。今回は貴重な機会と捉え、どんな史料があるのか、しっかり調べてみようと思います。
 柏友館では母校が輩出した著名人の展示物に目が向かいますが、開校から今日までの歴史には実に興味深いものがあります。そして、謎と言えるようなものが多い。どこまで謎の解明に迫ることができるか? 制作期間はまだ1年近くあるものの、十分な時間があるというわけではありません。部員の増員を図りつつ、作業を本格化させていく必要がありそうです。

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