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活動記録97 SLOW livingにおける知的創造

活動記録97 SLOW livingにおける知的創造

おはようございます。
 朝はしゅんに掲載するための原稿を書く。短いものが2本あった。午前8時半朝礼。終了後、着替えてSLOW livingまで腐葉土を運ぶ。さらに、ホームセンターで苗木、ハーブなどを購入。作業は5、6名の体制で行われていた。午後1時、スロウの商品撮影。2時半、コア・コンピタンス委員会関係のミーティング。重要な決定事項があった。5時半、同友会事務所。中小企業家同友会とかち支部四役会。6時、幹事会。7時40分、情報交換会。8時半帰宅。遅めの夕食。

すべてのものは2度つくられる

SLOW livingのオープン準備をしていると、「どうも感覚が僕とは違う」と感じる場面が何度もあります。「何度も」ではないな。「毎回」と言い換えるべきでしょうか? 違いすぎているため、僕は口をはさまないほうがよいと思っています。たぶんそのほうがよい結果を生むことでしょう。
 どのあたりが違うのかというと、関心領域がまったく異なっているのです。昨日の作業は「庭と植物」がひとつのテーマとなっていました。どうやら、カウンター越しに見える風景が重要であるらしい。僕も確かに重要とは思いますが、「開店後でもよいのでは?」などと考えてしまう。しかし、優先順位の上位に位置するようです。
 SLOW livingは国道38号線に面しているため、そのままでは窓から見える風景が素敵とは言い難いところがあります。10年くらい前、アスファルトをはがして作った庭によってずいぶん救われている。その際にも、「このまま残しておけば、4台くらい車が止められるのに」などと考える僕がいました。僕の即物的な考え方はSLOW livingにはそぐわない。スロウ本誌を熟読して、考えを改めるべきかもしれませんね。
 我が社には感性豊かな人たちが揃っているためか、昨日はみんな庭仕事に精を出していたようです。
 エプロンについても、どれにすべきか慎重に検討されていたようです。そこに労力を費やすのか……などと思ってはいけない。確かに何を身につけるのかは重要でしょう。僕にはまったくない視点。SLOW livingの中には、僕からすると不思議な考え方で選ばれたもの、購入に至ったものがいくつもあります。そして、しばらくたってから、「なるほど」と思ったりする。
 つまり、頭の中でイメージができあがっている人の指示に基づいて、行動するのが正しい。僕はそのように捉えています。思いつきであれこれ口をはさむと混乱するだけ。これは業務全般に言えることかもしれません。雑誌における編集長の役割のようなものですね。編集者に自由に動いてもらいつつも、全体をコントロールすることが求められます。
 「すべてのものは2度つくられる」。これは「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版)に出てくる言葉。最初は知的創造。頭の中でイメージし、プランを練る。それから物理的に創造する。知的創造なしに物的創造を行うと、行き当たりばったりになる。僕は何度も経験しています。知的創造を緻密にできる人こそ、真にクリエイティブな人ではないかと思います。
 我が社の場合、一部の編集者、デザイナーの中にこの能力を持った人がいることでしょう。フォトグラファーはどうか? 残念ながら僕はちょっと能力不足かもしれません。というのも、目の前にある風景を解釈するところに最大の能力があるからです。解釈力が存分に発揮されれば、創造力に近づいていくこともあります。しかし、真にクリエイティブな人のアプローチ法とは異なっている。この点、編集者、デザイナーの思考はアーティストに近いところがある。
 大分スピードが上がってきました。今日と明日で開店準備が一気に進んでいきそうな予感がします。

※写真は2010年6月に行われた植樹祭のときのもの

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