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仕事観について127 ソーゴーからクナウへ④

仕事観について127 ソーゴーからクナウへ④

おはようございます。
 午前8時半、SLOW livingへ。ひと仕事してから出社。9時半、中小企業家同友会とかち支部事務局員のM氏と企業訪問。3社。午後は事務的作業等。4時、役員会。社名変更後、いろいろすべきことがある。落ち着くまで3ヵ月くらいかかりそうだ。

コーポレートロゴに込められた意味

我が社の新しい社名が理念型であるとすれば、コーポレートロゴにも理念が埋め込まれている必要があります。
 この難題に取り組んだのは、我が社の新進気鋭のデザイナー、青坂さつき氏。僕のブログでは通常「A氏」といった表記をするのですが、コーポレートロゴはその会社がどんな会社であるかを表すアイデンティティとして使われるもの。自社のロゴともなると、相当なプレッシャーがかかることでしょう。期待に見事応えてくれました。敬意を表して実名で記載します。
 コーポレートロゴは「ロゴタイプ」(社名の部分)と「ロゴマーク」(図形の部分)の2つによって構成されます。ここで重要なのは「単なるかっこいいデザイン」ではコーポレートロゴとして失格であるということ。会社名同様、理念を形にする必要があります。
 僕がおもしろいと思ったのは、デザイナーの思考プロセス。理性的なアプローチ法でありながら、感性を働かせている。このバランスが重要なのだろうな……。「正式な社名表記の確認」「方向性・モチーフの選定」「マークのブラッシュアップ」「カラーの選定」「レギュレーションの完成」という順に進められていきました。
 方向性は3つ示されました。「編集」「紙物」「こころ」。いずれも我が社にとっては重要な要素となるもの。この中から我が社のコア・コンピタンスといえる「編集」が選ばれ、それをブラッシュアップすることでロゴマークが完成することとなりました。
 ロゴマークは福寿草をシンボライズしたもの。その中にクナウの「K」が埋め込まれています。左右非対称とすることで躍動感を出し、さらに中心を左に置いて、全体的に右肩上がりの図形にして事業の発展イメージを表現。さらに、図形に丸みを持たせ、方向性のひとつだった「こころ」の要素を取り込みました。検討会議の中では、下の緑のパーツが十勝の大地のように見えるという感想もありました(青坂氏の意図でもあったようです)。
 色は月刊しゅんの「しゅんイエロー」とスロウの「クナウグリーン」が使われています。ディテールをよく見ると、3つの三角の図形が鋭角になっています。これは福寿草の葉がギザギザであることから来ています。全体に丸みを帯びていても、尖ったセンスを持っている。プレゼンには出てきませんでしたが、そんな意味合いが含まれていると僕は解釈しています。
 ロゴタイプにも意味があります。使われたフィンとはAvenir(アベニール)。「未来」を意味するフランス語。「将来性」という意味もあるようです。このフォントをベースに、青坂氏はディテールを微妙に調整しています。角をわずかに丸くしている。一番わかりやすいのは「K」の文字。このほどよい丸みは、我が社の経営ビジョンや社風に合っているのではないかと思います。
 これから毎日目にすることになる自社のコーポレートロゴ。そこに我が社の経営理念がシンボル化されています。「豊かさと幸せの輪を広げます」に合致する福寿草をモチーフに、「価値ある情報を創造、発信、記録」している「しゅん」と「スロウ」が、それぞれイエロー、グリーンの色で表現されている。このロゴを見ただけで目指すべき方向性を再認識できる。クライアント、読者、地域の方々に対して、視覚的に訴えかけるものとなったのではないでしょうか。

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