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取材記録31 20年の変化

取材記録31 20年の変化

おはようございます。
 午前7時半、SLOW livingへ。8時半、朝礼。9時過ぎ帰宅。10時、スロウの商品撮影。午後1時、自宅でミーティング。2時、S氏とともに幕別で取材。天気予報では雨だったと思うが、青空が広がってきた。雨上がりに輝く植物を撮影する。4時45分帰宅。5時半、同友会事務所。中小企業家同友会とかち支部四役会。6時、幹事会。7時半から情報交換会。幹事会後の情報交換会で初めて話題提供させていただいた。8時20分帰宅。

結果と経過

昨日取材したのは、何度も訪れている場所。最初に訪ねたのは、たぶん20年前。この間、少しずつというより、大きく変化している。さまざまな試行錯誤を経て、完成度を高めているように僕には感じられます。
 広大な敷地をつくりかえ、どのような空間を築き上げていくのか。長期ビジョンと具体的な目標・計画が必要であるはず。そして、実現のために欠かせない技術や人材が求められる。「完成」というゴールのない仕事なのかもしれませんが、理想に一歩ずつ近づいていく姿を20年近く見てきました。大変な労力をかけてきたことがわかります。
 僕はここ20年の変化を知っていますが、おそらく初めて訪れた人にも労力の蓄積があったことに気づくことでしょう。それは植物という、人間の技術やノウハウだけでは自由にコントロールできないものを扱っているためでもあります。
 植物の持つ生命力にはときどき驚かされます。先日、M氏から「これは高原さんのサボテンだよ」と見せられたサボテンは、30年近い年月が経過して、「ここはメキシコか?」と思うほど巨大化していました。最初は小さかったはず。今では次々と子孫を増やし、ビッグサイズのサボテンの鉢がいくつも並んでいました。
 勝手に育つものもあれば、手をかけて育てなければならないものもある。それが生き物ということなのでしょう。人間の場合は「勝手に……」というわけにはいきませんから、関わったり、手をかけたり、環境を整える必要があります。しかし、コントロールしようとしてはいけない。ここが植物よりも難しいところ。残念ながら、僕にはたぶん人材育成力はありません。新入社員研修をはじめ、社内勉強会で講師を務める程度です。
 コントロールできないもの(または人)を集めて、理想的な状態へ近づけていく、あるいは導いていく。植物も企業経営も同じでしょう。昨日は撮影に集中していたことと、少し離れた場所で撮っていたため、取材時の話は1/3くらいしか聴くことができませんでした。ですが、何となくわかるような気がします。
 これは写真にも当てはまりますね。被写体に手を加えない(僕の場合)。思い通りにならないものを思い通りにしようとしてはいけない。そういうことではないかと思います。つまり、思い通りにならないのが思い通り。問題は、「思い通りにならない」ことを受け入れることができるかどうか。そして、「思い通りにならなかった結果」が好ましいものと思えるかどうか。
 もちろん、どんな結果でもよいということではありません。理想に近づけようと最大限の努力をする。その結果、自分の描いていたビジョンとは少し違った形で何かが実現する。あるいは思った以上(または以下)の結果が生まれる。
 もうひとつの問題は、「どの時点の結果を結果と考えるのか」。たいていの場合、結果は途中経過といえます。現時点の結果だけに目を向けるよりも、数年先の結果をイメージし、思い通りにならない現実に向き合うことが重要なのでしょう。

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