
おはようございます。
午前7時出社。8時半、SLOW livingから朝礼に参加。このパターンがしばらく続きそうだ。9時会社に戻る。10時40分、H社のN社長が来社。新事業についていろいろ話を伺うことができた。11時半頃、SLOW livingへ。ミーティング兼商談。コラボレーションすることで店が賑わいそうだ。12時半帰宅。昼食。1時半頃帰社。23日の講演資料をまとめる。ボリュームが増えたため、時間がかかる。集中するも、なかなか終わらない。夕方、18年間務めたS君を見送るセレモニーが行われた。感慨深いものがある。講演の準備は、6時過ぎ、なんとかまとまった。6時半帰宅。
今は昔となった「川の字」
新卒入社から18年。40代になったばかり。仕事人生の中盤。個人差はあるものの、一番実力を発揮できる年代でしょう。僕の場合は会社の跡を継いだばかりで、難儀しながらもなんとか引き継ぐことができた。10歳若ければ経験不足だったし、10歳年をとっていれば体力不足となったでしょう。仕事人生の転換点としては最適な年代なのかもしれません。
そういえば、40歳前後にUIJターンで北海道に移り住む人が案外多いのではないかと思います。何人か、そういう人を知っています。何歳から住み始めても北海道は住みよいところだと思いますが、仕事のことを考えれば、このあたりの年代がベストかもしれません。10数年の仕事歴があれば、さまざまに応用が利く。新しいことにチャレンジするには、思い切って環境を変えるのも一つの方法です。
一方、僕としては同じチャレンジをするなら、職場を変えず自社の中で挑戦してほしいとも思っています。それができるなら、本人にとっても会社にとっても一番いい。企業には絶えず変化が求められています。そして、個人も変わり続けなければ成長はありません。成長する組織には、常に変わり続けている人たちがいる。変わることを恐れない人たちがいて、変化することを許容する、むしろ積極的にバックアップする企業文化がある。個人と組織が「変わる」という方向で一致していることが重要でしょう。
23日、中小企業家同友会とかち支部のあすなる会(後継者の集まり)で講師を務めることになりました。テーマは人材育成です。僕が人材育成について語ることができるかどうか疑問な点もありますが、実は過去数10回にわたり、このテーマで講演してきました。資料は豊富にある。
10年以上前のパワポのデータを見直すと、なるほど、確かにそうだったな……と気づくことがありました。今よりも体力があった時代。睡眠不足もさほど苦にならなかったし、夜中、夜食として編集部員のためにおにぎりを握って会社に行ったこともありました。今ならブラック労働と言われそうですが、校了間際の数日はどの編集部もこのようなもの。祭りのような盛り上がり。今の編集部はたぶん適切な時間帯に勤務を終えていることでしょう。それはそれでよいのですが、「祭りレベル」の働き方を通じて人が育っていったという側面があったのではなかろうか。つい、そのように考えてしまいます。
働き方改革の時代の人材育成。そこにちゃんとした答を見いださなければなりません。それを見つけるのはたぶん僕の世代ではない。とことん働いて、夜、川の字になって眠った。そんな経験をすると、そのような自己成長モデルが理想的であるかのように思い込んでしまいます。今の時代に即した人材育成。23日のあすなる会では参加者からさまざまなアイデアがもらえるのではないかと期待しています。