
午前中はおもに原稿執筆。いくつかの仕事を同時並行で進めたため、スピードは上がらない。昼頃、SLOW livingへ。聞き覚えのある声。元社員のS氏。午後1時、帯広柏葉高校。資料の受け取り。1時半帰宅。3時、市内某所にて勉強会。5時からは名刺交換会。6時懇親会。8時過ぎ帰宅。
小売業の有利な点
退社した会社を訪問するのは、僕の想像するところハードルが高いに違いありません。実際、退職後に我が社を訪ねてくる人は多いとはいえない。仕事でつながりができたなど、何か理由がある場合のみ来社するのが普通。
ところが、イベントともなると状況は一変します。しゅん、スロウ、十勝ファーマーズマーケットなどの我が社のイベントには、何人もの元社員がやってきます。これはとてもありがたいこと。さまざまな理由があって離職するわけですが、もっと気軽に会うことができるのが望ましい。イベントにはそのような意味でも開催するメリットが大きい。
SLOW livingを開店してから元社員がやってきたのはたぶん3人目。前月は熊本からI氏、旭川からU氏が来店しました。会社訪問にはハードルを感じても、ショップ訪問に心理的ハードルはほぼない。これはおもしろい現象です。イベントは年数回ですが、ショップは定休日を除けば、いつでも訪ねることができる。I氏、U氏、S氏のように、これからも元社員が来てくれるとうれしい限りです。
現社員から「家族です」といって紹介されることもありました。これもおもしろいですね。家族、親族が会社に来られたら「何かあったのか?」と思ってしまいます。来社ではなく来店であれば、もちろんいつでも大歓迎。小売業という業態になると、ソーゴー印刷時代にはなかった人的交流が増えていきそうな気がします。
いつ訪ねても歓迎される。商品を買っても買わなくても関係ない。このプレッシャーゼロという気軽さ。我が社にとってみれば、元社員をはじめ旧交を温める場にもなりそうです。また、多くの消費者、ユーザーと直接交流したり、ニーズを知る絶好の機会でもあります。SLOW livingでイベントを開くようになれば、さらに密接な関係を築いていくことができるに違いありません。
そういえば、今日は十勝ファーマーズマーケットの日でした。天候が少し心配ですが、昼過ぎには訪ねてみようと思います。