
午前7時、SLOW livingへ。水出しコーヒーとコーヒーゼリーを作る。8時出社。重たい仕事にとりかかる。だが、作業としては単調だ。この工程は省略できないものかと思った。このままでは果てしなく時間を費やしてしまいそうだ。12時半、緑ヶ丘公園へ。今年最初の十勝ファーマーズマーケット。雨は降っていたが、賑わっていた。傘を差しながら昼食。2時、帯広市役所。期日前投票。続いて、とかちむらへ。さらに、2ヵ所立ち寄ってから帰宅。40分ほど休む。5時、しゅんの撮影。料理カット。6時半、自宅近くに見つけた料理店で夕食。本当はお酒を飲むつもりだったが、歩くには少し時間がかかる場所。車で行き、ノンアルコールビールを飲む。9時頃帰宅。
日常の延長線上
SLOW livingオープン後、初となる十勝ファーマーズマーケット。今年こそ予定通り、全日程開催されることを願っています。コロナ第7波が少し心配ですね。
十勝ファーマーズマーケットは今年で何年目になるのか忘れましたが、気負ったところがまったくなく、緑ヶ丘公園の風景に自然になじんでいるところがいいですね。訪れる人も、犬の散歩のついでに立ち寄った……というような感じ。たまたまファーマーズマーケットが開かれているのを見つけて、買い物をする。そんなシチュエーションがよいのではないでしょうか。
だから、イベントというのとは少し性格が異なっているような気がします。わざわざ訪ねる人がいる一方、たまたま通りかかったという人も多いに違いありません。
旅行の楽しみのひとつは買い物。僕はその土地のスーパーで買い物をすることが多いのですが、市場があるとそのほうがおもしろい。また、たまたまフリーマーケットやファーマーズマーケットが行われていたりすると、ラッキーな気持ちになるものです。イベントと市場の中間のような存在。ファーマーズマーケットはそのような位置づけになるのではないでしょうか。
非日常ではなく、日常の延長線上にあるもの。僕はそのようなところに興味を感じます。SLOW livingという店も非日常の空間ではなく、より好ましい日常を求めた商品構成や空間づくりを目指しているところがあります(スタッフにより認識は異なるでしょうが)。僕としては、日常空間や日常生活の中でのちょっとした発見や驚き、ここに関心があります。仕掛けられた驚きよりも、自分が発見したり偶然見つけたりするほうがおもしろい。ファーマーズマーケットやSLOW livingにはそのような要素があるのではないか? 作為のない形でそのような場づくりができれば、より魅力的になっていくのではないかと思います。
昨日は取材で留守にしていたとき、一昨日知り合ったばかりの方が何人か来店されたようでした。偶然出会うこともあれば、偶然すれ違うこともある。「たまたま」を楽しめる暮らし方をしたいものです。