高原淳写真的業務日誌 > 実録・記念誌制作 > 実録・記念誌制作05 サンプルページの作成

実録・記念誌制作05 サンプルページの作成

実録・記念誌制作05 サンプルページの作成

午前7時出社。8時半、SLOW livingから朝礼参加。10時半来客。S社の会長と社長。数年ぶりの再会。午後1時過ぎにも来客。A社のW社長。こちらも数年ぶり。5時半、同友会事務所。中小企業家同友会とかち支部四役会。6時、幹事会。7時50分、情報交換会。8時45分帰宅。

帯広柏葉高新聞縮刷版を読む

昨日は記念誌の原稿作成に2時間ほど費やしました。本当はもっとサクサク進めたいところ。しかしながら、事実関係を理解するのに手間取りました。原稿を書くこと自体、どうということはないのですが、調べるのに時間がかかる。ここをもっと効率的に進められるようにしなければなりません。
 昨日、メインで使用した資料は帯広柏葉高新聞縮刷版。縮刷版であるため、当然ながら文字が小さい。しかも、調べたのは今から47年前の新聞。今と比べると活字が非常に小さい。もともと小さい上に縮小されていますから、ルーペを使わなければ読むことができない。スマホで撮影し、パソコンのモニターに映し出して読む。そんなややこしいことをすると、時間のロスが大きい。PDFのデータが残っていればよいのですが……。あるいは、予備の本があれば、断裁してスキャンスナップで取り込みたいところです。
 それはともかく、昔の柏葉高新聞を読んでいて、考えさせられるものがありました。写真は少なく、文字でぎっしり埋まられている新聞。4ページとはいえ、取材、執筆は大変だったに違いありません。考えさせられたのは、記事の中身。かなりシリアスなテーマを扱っている。本当にシリアスな部分はそのままでは100周年記念誌には載せられそうにありません。また、中途半端に引用できるものではない。あくまでも、当時の歴史資料として事実に沿って書き進めることにしました。
 縮刷版では自分が現役の高校生だったときの新聞が気になります。まだ、そのページは読んでいません。45年前と今とでは考え方も感じ方も異なる。僕自身、人間としてさほど進歩したとは思えませんが、今と大きく違っていることは明らか。このギャップに気づくことも記念誌を作る意義のひとつかもしれません。
 帯広柏葉高新聞縮刷版は、文字が小さくて非常に読みにくいものがあります。しかし、そこに載っている情報は貴重な記録であると同時に、忘れかけていた何かを思い出させてくれるものでもあります。これを記念誌の中でどのように表現したらよいのか。ここも考えさせられるポイントのひとつです。

〒080-0046 北海道帯広市西16条北1丁目25
TEL.0155-34-1281 FAX.0155-34-1287

高原淳写真的業務日誌