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偶然とその前後81 20年周期のプロジェクト

偶然とその前後81 20年周期のプロジェクト

午前7時半、SLOW livingへ。8時半朝礼。8時45分出社。ミーティング。9時半、来客。魅力的かつやりがいのあるプロジェクト。これを来春実現させたい。午後4時、同友会事務所。帯広市との意見交換会。5時半、帰宅……と思ったら、重要なことをすっかり忘れていた。急いで街中へ。少し遅れて、M氏、S氏と会食。7時50分帰宅。

20年周期のプロジェクト

またしても不思議な偶然。これも20年周期で起こった出来事のひとつと言えそうだ。正確に20年なのだろうか? 確かめてみたら、前回の出来事は「2002年12月発行」とある。これから進めようとするプロジェクトは2023年5月発行予定。半年しかズレていない。2、3ヵ月前まで、僕はこれを20年周期の偶然とは認識していなかった。しかし、これは明らかに20年周期説を裏付けるものだ。
 前回はT氏の父親とのコラボレーションだった。僕は新米の社長であったため、すごいなぁと思いながらプロジェクトに関わらせてもらった。
 今回はどのように進んでいくのか未知数なところがあるが、T氏も僕もやる気十分。行動力という点ではT氏が勝っている。僕は技術面での不安が生じないよう、検討し、企画を立ててみようと思っている。
 実は10年前にも同様のプロジェクトに関わったことがあった。そのときは下請けという立場であったため、プロジェクトの全容を僕はちゃんと把握していない。当時関わっていた社員も退職したり、逝去してしまった。したがって、今回はほとんど一からスタートするような感覚。ただ、プロジェクトそのものは記念誌制作に近いところがある。我が社で築いてきた技術・ノウハウで十分対応できるに違いない。もうすこし、企画を煮詰めてから社内の関係者に相談することになりそうだ。
 20年前の2002年は我が社にとって大変な年だった。この年に、よくこのようなプロジェクトが形になったものだ。何か得体の知れない力が作用していたとしか思えない。僕も当時のことは断片的にしか覚えていない。いくつかの重要なことに夢中になっていて、記憶が途切れ途切れになっているためだ。プロジェクトが進んでいけば、次第に思い出していくことだろう。
 20年前と今回。共通しているのは「歴史」という点。切り口は全く異なるが、意図するところは驚くほど似ている。歴史の中でも、郷土史という点で完全に一致している。それだけではない。ビジネスモデルとしても同じようなところを狙っている。いかに地域内でお金を回していくのか。これがうまくいけば、別ジャンルにも応用が利くのではないか? いろいろイメージは膨らむが、まずは目の前のプロジェクトに集中したい。

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