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仕事観について132 最低賃金と労働生産性

仕事観について132 最低賃金と労働生産性

阿寒方面取材は雨のため中止とした。アポを取っての取材ではない。天気のよい日に再チャレンジとなる。代わりに、午前中はスケジュール調整と予約に時間を費やすこととなった。航空券の予約をするのは2年7ヵ月ぶりだ。2往復分予約。うち1回は日帰り。行きはエアドゥ、帰りをJALにすると、現地滞在時間を確保できることがわかった。昼は外食。カレー。午後4時、SLOW livingの月イチミーティング。さまざまな意見、アイデアが飛び交う。6時半頃終了。続いてカレーの撮影2点と試食。知っていれば、昼は別なものにしていたはず。1日で8種類のカレーを食べた。どれも素晴らしい味。7時半帰宅。

業態変革とリスキリング

8月2日、中央最低賃金審議会が2022年度最低賃金引き上げ額を厚労相に答申しました。全国平均31円。北海道は30円。物価高が続いていることを考慮し、過去最大の引き上げ額、伸び率となりました。日本の最低賃金は欧米諸国よりも相当低い。したがって、答申は当然ともやむを得ないとも言えるわけですが、多くの中小企業にとってはかなり厳しいものとなるでしょう。
 というのも、企業物価が高騰しているにもかかわらず、それを販売価格になかなか反映できていない企業が多いこと。また、働き方改革を進めたことによって一人あたり付加価値額が伸び悩んでいることなどが挙げられます。
 急速な経営環境の変化に対して、戸惑い、悩んでいる企業経営者が多いに違いありません。もちろん、我が社の悩みも深いものがあります。
 業種にもよるでしょうが、解決策はとてもシンプルなものではないでしょうか。社員一人ひとりが「ちゃんと黒字を生み出せる人材になる」こと。高度成長期には勤務時間内真面目に働けば、たいていの場合は利益を生み出すことができました。ところが、今は「勤務時間」ではなく、「価値の創出」が求められる。10年前には価値のあった仕事でも、10年経つと価値が大幅に目減りする……といった現象が至るところで起こっています。絶えず新しい価値、真似されにくい付加価値を創造していかねばなりません。
 最低賃金が欧米諸国と比べて低い金額に甘んじているのは、日本企業、とりわけ中小企業の労働生産性が低いからに他なりません。しかし、一人ひとりの能力が劣っているというわけでは決してない。能力の高低よりも、仕事の進め方であるとか、価格設定や販売の仕方といったところに課題があるのではないかと思います。
 さまざまな業種の企業が懸命に業態変革に取り組んでいます。また、一部の人はリスキリング(学び直し)によって自分の価値を高めようとしています。どこかの時点ではバランスが取れてくるのではないか? 楽観的ではありますが、地域企業の実力が発揮され、世界トップレベルの労働生産性に返り咲く日がやってくるのではないかと思っています。

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