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仕事観について135 勉強観の違い

仕事観について135 勉強観の違い

午前7時SLOW living。7時半出社。入稿作業。2回に分け、6ページ分入稿することができた。あとは原稿待ち、メール待ちといった状況。メールがちゃんと届いているのか気になる。10時半帰宅。11時から中堅幹部学校の打ち合わせ。カリキュラムを見ると、興味深い講師陣だ。午後1時、十勝経営者大学運営会議。講師とテーマが決まった。例年より早めに募集を開始することとなる。3時帰社。しゅん編集部は校了日とあって社内での動きが激しい。僕も懸命の入稿作業。こういう雰囲気は好きだ。6時25分、同友会事務所。札幌道研のPR動画収録。といっても、1分ほどの動画。一発で決めようと思ってカメラを回してもらう(古めかしい言い回しだな)。1回で無事収録を終えた。7時、新会員オリエンテーション。ユニークかつ意欲的な新会員の方々。9時過ぎ終了。9時半帰宅。中小企業家同友会の予定が4つ。入稿&同友会DAYだった。

勉強も仕事

仕事観の違いは勉強観の違いでもある。同友会に入会しようと思う人は、ほとんど例外なく「学ぶ」という意欲が旺盛です。仕事が忙しいから……といって勉強を後回しにすることは少ない。忙しさを理由に勉強をおろそかにする人は、たぶん同友会には入会しないでしょう。
 もちろん、緊急の仕事、突発的な出来事もありますから、すべて勉強優先というわけにはいきません。けれども、あらかじめGoogleカレンダーに勉強の予定を入れておけば、八割方、勉強の時間に充てることはできるはず。これは企業経営者であっても、幹部でも一般社員でも同じ。現場の第一線で働いている人ほど、緊急または突発的出来事に対応する場面が増えるかもしれません。それでも予定を書き込めば、勉強の時間を確保することは可能。
 ここで悩ましいのは、勉強意欲のある人は仕事意欲もあること。そして、概ね仕事能力も高い。したがって、仕事がその人に集中する傾向にあるということです。オーバーワークになって、勉強したくてもできないことがある。これは本人もそうですが、会社にとっても悩ましいところ。ここでしっかり勉強すれば大きく成長できるのに……。働き方改革の時代、「さらに負荷をかけて」とは言いにくい。過度に仕事が集中しないよう、調整せねばなりません。
 優先順位をどのようにつけるか。ここが重要となります。社内の多くの人が間違ってしまうのは、勉強よりも仕事が優先事項であると思い込んでいることです。仕事を後回しにしてよいという意味ではありません。勉強も仕事。そう考えるべきだと思うのです。
 勉強すると、知識が増えるだけではなく、業務効率化、営業スキルアップ、新商品開発、商品・サービスの改善、コミュニケーション力アップ……といった効果が得られます。目の前の仕事を優先させるほうが目先の売上・利益アップにつながる。けれども、少し長い目で見ると熱心に勉強する人のほうがより多くの付加価値を生み出す。たいていの人がわかっていることですが、それができにくいのはキャリアプランを立てていないからでしょう。「勉強も仕事」と位置づけ、同列に扱うことが重要ですね。

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