午前7時SLOW living。7時半出社。7時50分ミーティング。8時半朝礼。10時来客。興味深い活動とそれを冊子にまとめる話。午後1時半、U社訪問。6名でしっかり学ばせていただいた。我が社の社風について改めて考える。夕方は原稿執筆準備。6時半帰宅。8時半就寝。眠りながら原稿のことを考えていた。
テーマに合った執筆スピード
実際、眠りながら考えるわけにはいきません。ただ、僕としては「何かを考えている」と思いたい。実際、朝起きて数秒後にひらめくことがあります。よい眠り方をしたときにはアイデアが浮かぶ確率が高まる。ですから、眠りながら考えていたわけではないものの、さも睡眠中に考え続けていたかのようなタイミングでひらめきが訪れる。おそらく、パソコンに例えれば、ハードディスクのデフラグようなことが睡眠中に行われているのでしょう。断片化した情報を整理して配列し直せば、パフォーマンスは上がる。脳も同じようなものだと思います。
原稿執筆にはある程度まとまった時間が必要です。このため、いつも迷うのは睡眠を削って原稿を書くか、すっきり眠って短時間で仕上げるか。後者が理想であることは間違いない。けれども、うっかり眠ってしまって自分を窮地に追い込んだことが過去何度もあります。追い詰められるほうが執筆スピードは上がる。とはいえ、追い詰められすぎると生きた心地がしない。ちょうどよい緊張感を維持できるかどうかがポイントと言えそうです。
今朝は早起きして原稿を書いてみました。朝2時半に目が覚めてしまったんですね。ちょうど6時間眠ったことになるので、これ以上眠れそうにない。20分ほど、ベッドの中で原稿の中身について考える。これまではガバッと起きることが多かったのですが、静かに考えながら横になっている時間も悪くはありません。おかげで、書き出しの3行について考えがまとまりました。
最初の3行を書くことができれば、比較的スムースに書き進めることができるものです。ただ、今回の原稿には技術的、専門的な内容が含まれる。調べたり、音声データを聞き直しながら書いていくことになりました。中身の濃さと関係あるかどうかわかりませんが、執筆スピードはゆっくりとしています。
取材対象もスピードや効率とは対極にあるものでした。このスピード感は現代人が見失っていたものかもしれない。そんなことを考えていると、さらにスロウペースになっていく。それでよいのだ、このテーマの記事には今日の執筆スピードが合っている。
今晩もきっと原稿について考えながら眠るに違いありません。明日朝には僕の脳内がさらに最適化されていることでしょう。