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北海道の仕事と暮らし144 木彫り熊の記憶

北海道の仕事と暮らし144 木彫り熊の記憶

午前7時SLOW living。1時間ほど作業してから出社。いくつもの案件が重なり、なかなか原稿執筆には至らない。とりあえず、7ページの記事の構成をおおまかに考える。昼は十勝ファーマーズマーケット。天気がよくさわやか。大勢の人で賑わっていた。案の定、売り切れとなる店舗が続出。かろうじて、鶏の半身揚げとフライドポテトを購入。冷たい飲み物は手に入らなかった。SLOW livingのスコーンも用意した商品すべて売れたようだ。2時頃、再びSLOW living。遊木民(札幌)の川口直人さんによる熊の木彫り実演が行われていた。みるみるうちに、熊の形になっていく。4時頃帰宅。夕方、ラタトゥイユのような料理をつくる。似ているが、ラタトゥイユではない。夕食時には、1週間分の疲労がどっと押し寄せてきた。

熊と十勝石

今期、雨で2回ほど中止となった十勝ファーマーズマーケットでしたが、昨日は完璧なコンディションでしたね。出展者の方々も、このような日を心待ちにしていたことでしょう。日陰は少しひんやりしていて、十勝の本来の夏という気候でした。ずっと雨続きでしたから、しばらく晴れの日が続いてほしいものです。
 一方、SLOW livingでは木彫り製作の実演が行われていました。ひとり黙々と木を彫っていく川口さん。一定のリズムがあり、しばらく見入っていました。写真だけではなく、動画でも撮影してみました。SLOW livingでの製作実演。今日も実演予定が入っています。このような企画、これからも増えていくといいですね。
 午前の部は大盛況だったようです。確かに、見ているとほしくなってきます。昔の木彫り熊とは異なり、さまざまなポーズのものがあります。スタッフの一番人気は、ブランコに乗っている熊とのこと。なるほど。昔ながらの木彫り熊とはずいぶん違います。
 僕の遠い記憶をたどると、帯広のステーションデパートの中に木彫り熊の店がありました。1970年前後のことだったと思います。十勝石の店もありましたね。僕の記憶は実に曖昧なのですが、当時は定番の土産物だったのではないでしょうか。その後、木彫り熊も十勝石も存在感が薄れていきました。
 ほとんど忘れかけていた頃、急に「熊」が人気者になっていた。我が社でも「クマ編集長」なる正体不明のキャラクターを誕生させ、さまざまなグッズを制作するようになりました。かつての「鮭をくわえた熊」ではなく、どことなく愛嬌のあるポーズをとっています。
 黒光りしていないというのも、近年の木彫り熊の特徴かもしれません。かつての木彫り熊は十勝石同様、かなり黒かった。そして、どちらもどっしり重いものでした。お土産としてもらった人は、玄関か床の間に置いていたことでしょう。今の木彫り熊はお土産というより自分用に買う人が多いと思います。

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