
朝、ひと仕事してからスロウ村の会場へ。9時45分到着。ギリギリだ。天気予報通りの雨。このような日に来場者はいるのだろうか? 10時開場。案外お客様が来ている。そんな印象を受けた。大雨。地面はぬかるんでいる。こんな日に来ていただけるお客様は実にありがたい。11時からのひのき屋ライブは、新嵐山荘の屋内で行われた。雨足は強まり、会場の一部は川や池のようになっていた。そのような中、テント内で昼食。さほど風が強くなかったのが救いである。寒さも感じなかった。終了時刻は繰り上げられ、午後1時となった。無事、2日間のスロウ村を終えた。帰宅後は体を休める。
雨ニモマケズ
今回でリアル開催8回目となった「スロウ村の仲間たち」。思い起こすと、2日間とも晴天になったスロウ村は過去一度もありません。2日間のうち、必ず一度は雨が降る。体育の日(スポーツの日)は天気がよい。そんな理由で毎年この日程で行われているわけですが、不思議なことにかなり高い確率で雨天となっています。2018年と19年はいずれも台風により1日限りのスロウ村となりました。体育の日=天気がよいというのは、どうやら俗説のようですね。
今年は3年ぶりのリアル開催ということもあり、無理を承知で2日目の開催を強行したようです。きっと実行委員会では大いに頭を悩ませたことでしょう。「こんな状態で出展したのは初めて……」と笑いながら話す出展者もいました。出展者の方々に負担をかけた今年のスロウ村ですが、ともかく無事開催した喜びを参加者全員で共有できたことが大きな収穫となりました。そして、いつの日か、2日揃って晴天というスロウ村を迎えたいものですね。
スロウ村終了後、スタッフには後片付けの作業が待っています。出展者の方々もそれぞれ地元に戻ってからの作業があるでしょう。今年は例年にも増して大変であることが容易に想像されます。しかも、明日12日には我が社の第63期経営発表大会が控えています。例年であれば、スロウ村→経営発表大会の順番ですが、今年はスケジュールを逆にしました。もうひとがんばりです。
さて、雨のスロウ村は誰も望んでいないことではありますが、そのような中にもちょっとしたメリットがあるものです。ひとつには、来場者が少ないため、行列しなくて済むということ。1日目には「1時間半待ち」という長蛇の列ができた店も、2日目は並ばずに買うことができました。昨日は僕もそのようにしてタコスをゲット。ずっと食べてみたいと思っていたのですが、十勝ファーマーズマーケットでも長い行列ができていて買えなかったのです。
もうひとつはメリットと言えるかどうかわかりませんが、ちょっと暇な時間ができるため、出展者が他のブースを回ることができること。昨日はそんな光景を何度か目にしました。
今回は会場となっためむろ新嵐山スカイパークさんのご厚意により、出展者・スタッフは日帰り入浴無料という特典をつけていただきました。本当にさまざまな方々に支えられて、2日間のスロウ村を終えることができました。ありがとうございました。