
10月14日。午前8時20分SLOW living。8時45分出社。9時15分、中小企業家同友会とかち支部事務局次長のK氏とともに企業訪問。12時過ぎ帰宅。1時半帰社。2時来客。話題はなぜかTA(交流分析)について。5時半帰宅。1時間ほど仕事をする。15日はデータ入稿作業。続いて、昭和の写真のスキャニング。誰かに任せたいところだが、もう少し道筋をつけておきたい。昼過ぎ帰宅。午後は買い物へ。
昭和の帯広
10月。気づいたら、残り半分となっていました。あっという間に過ぎ去っていった。今週は少しだけ平時に戻りそうです。ペースを取り戻し、たまっている仕事を片付けていかねばなりません。
少し時間が空いたとき、気分転換を兼ねて写真のスキャニングを行っています。やってみるとけっこう楽しい。要注意です。ここに時間をかけてはいけない。そう思いつつ、昭和の街、建物、人物の写真には味わい深いものがあります。
昨日は1970年代後半の写真が数多くありました。この頃は僕も帯広にいて、しかも写真に熱中していた時期。しかし、僕の撮った写真が使われることはないでしょう。当時は「表現」を意識していて、「記録」についてまったく考えていなかったのです。記録という写真の最大の特性について理解していませんでした。
何気なく撮られている帯広市街の写真。これが40年以上たってみると、実に興味深い記録になっている。この事実に驚かされます。大半の建物は今はもうない。ですが、記憶の中にはぼんやりと残っている。そして、40年前の写真を通じて再び鮮明に思い出すことになるのです。
昨日はこんな商品を扱っている店があったのか……という発見がありました。昭和にはまだあった業種が今では影も形もない。丹念に探すと、そんな店がいっぱい出てきそうです。ただ、ネットで調べてみると、「きっとないだろう」と思っている業種が今も存在していたりします。ひっそりと続けられているのかもしれません。
この店、昔はここにあったのか……という発見もあります。店舗はけっこう頻繁に移転するもの。これも当時の写真があるからわかること。今は誰もが写真を撮りSNSやHPにアップしていますから、ネット検索するだけでもある程度集められるでしょう(著作権の問題は別として)。一方、年代が古くなればなるほど写真は少ない。帯広市内はまだしも、昭和の町村の写真がどれほど残っているのか。ここは実際に動き回ってみないとわからないところです。
過去に戻ることはできませんが、これから僕らがすべきことのひとつは「しっかり記録しておく」ということでしょう。写真もそうですが、動画、文字、音声などさまざまな方法で記録するべきですね。この時代がどのようなものだったのか、次の世代に伝えることが重要です。