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活動記録132 帯広市の強み

活動記録132 帯広市の強み

10月30日。午前中は会社で仕事。昼過ぎ帰宅。午後をゆっくり過ごしたものの、夕方からハードに働く。11時半頃仕事を終える。31日。8時半朝礼。朝礼後、短いミーティング。9時半、中小企業家同友会とかち支部新春講演会のためのミーティング。午後出社。写真セレクト作業、入稿、その他。11月1日。8時半出社。10時、帯広市民文化ホール。帯広市開拓140年・市制施行90年記念式典。昼頃帰宅。1時、K社訪問。2時半帰社。3時半から会社スタジオで商品撮影。6時、ノースランド。帯広商工会議所会頭副会頭就任パーティ。同友会とかち支部を代表して出席。8時半帰宅。

原点の認識

本ブログもそうなのですが、さまざまな仕事が追いついていない。目の前の仕事だけではなく、考えねばならない重要な事柄もいくつかある。例年、10月後半からは少しゆっくり過ごせていたはずなのですが、今年は僕にとってイレギュラーな年と言えそうです。
 そんな中で出席した、帯広市開拓140年・市制施行90年記念式典。僕はただ座って見ていただけですが、やはりこうした場に立ち会うことができたことはとてもよかったと思っています。
 北海道外の人からすると、140年という歴史は短いと思うことでしょう。しかし、帯広は依田勉三ら晩成社による開拓から始まった町。屯田兵による開拓ではなく、民間が開拓したところ。依田勉三は慶應義塾に入学し、福沢諭吉が説いた独立自尊に影響を受け、北海道開拓を決意した……という話が紹介されていました。晩成社の事業は苦難に満ち、最終的には終焉を迎えるわけですが、帯広、そして十勝はその後大発展していくこととなりました。最初に道を切り開いた先人たちを思い起こす契機としても、意義深い記念式典でした。
 何事も最初が肝心。我が社の創業当時のことはわかりませんが、大変な苦労があったことは容易に想像できます。大きな転機となった月刊しゅん創刊時の苦労はよく覚えています(創刊直後は入社前でしたが)。スロウもやはり言葉にできないような出来事がいくつもありました。道筋ができた後、編集部に加わった人たちもやはりいくつもの苦労を経験するはず。しかし、0から1を生みだした人たちとはちょっと違うように思えます。
 今年、我が社はいくつもの「0から1」をつくろうとしています。だから、苦労は当然のこと。そう頭ではわかっていても、「10」から始めるのと「0」から始めるのとどれほど違いがあるのか、正しくイメージできる人は少ない。最終的には「何をやりたいのか」「何をどうしたいのか」が明確になっている人のみ、「1」を生み出す人となるはずです。
 理念・ビジョンの共有が大事なのは言うまでもありません。けれども、一人ひとりの心は移ろいやすいもの。漠然としたビジョンを確たるものとするためには、目的が明確でなければなりませんし、原点を忘れないことが重要でしょう。原点がどこにあるのか、市民の誰もが認識している。ここに帯広市の強みがあるのではないかと僕は考えています。

ソーゴー印刷株式会社

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