
11月15日。午前9時、4回目のワクチン接種。午後3時過ぎ出社。6時頃帰宅。16日。副反応によって高熱が出るかと思いきや、微熱程度。薬が効いていると思われる。午前中、一度SLOW livingに顔を出す。午後1時、ZOOM参加での(株)吉村・会社見学会。参加者は経営者から学生さんまで。3時過ぎ終了。夕方は今季初となるキムチチゲをつくる。M氏は自宅裏から秋フキを収穫し、フキ味噌を作っていた。ワクチンの副反応で使い物にならないだろうと思っていたが、予想外に活動的な一日となった。
会議の質
よその会社がどのような経営を行っているのか。企業経営者であればとても気になるものです。自らの経営体験の発表を聴く。中小企業家同友会には支部例会をはじめ、さまざまな事例を聴く機会があります。しかし、それだけではわからないこともある。事例報告(講演)では講師の視点からストーリーがまとめられます。それは重要なことであり、講演によって聴き手は気づきを得るわけですが、70分の講演と質疑応答(とかち支部例会の場合)だけでは十分伝わらないこともあります。もっと知りたいと思い、例会後に会社訪問することもありました。
昨日会社見学会に参加させていただいた(株)吉村さんは、昨年開催された「第36回全道経営者”共育”研究集会in苫小牧」の記念フォーラムを通じて知りました。そのときは社長ひとりの講演というスタイルではなく、社員さんからの報告もありました。昨日の会社見学会にも通じるところがあります。そこで興味を持っていつか見学会に参加しよう……と思っていたのですが、「いつか」と思っているといつになっても実現しないものです。1年たってしまいました。
幸運なことに、中小企業家同友会とかち支部の2023年新春記念講演で(株)吉村の橋本社長をお招きすることに決定。事前に知っておきたいと思い、「いつか」が「11月16日」に変わりました。ワクチン副反応日のため予定を入れていなかったという理由もあります。
薬のせいか、頭はぼんやりしていましたが、話の中身はわかりやすいものでした。一番の学びは会議の進め方。我が社でも過去に行ったことがあります。「冒頭に全員が発言する」と「発言時間を制限する」。これが非常に大切であることを再認識しました。ひとりの発言時間は20秒。この短さがポイントかもしれません。1分間だと、3分くらい話す人が出てくる。20秒なら誤差はわずかでしょう。20秒たったら、周りの人が拍手をするというのもおもしろいルールでした。
全員参加型の企業を築いていくには、参加しやすい雰囲気とシステムが欠かせません。会議というものは情報共有や意思決定の場に違いありませんが、同時に人材育成や企業文化形成の場でもありますね。会議の質を高める必要を痛感した会社見学会でした。