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活動記録136 多種多様+ユニーク

活動記録136 多種多様+ユニーク

11月17日。午前9時15分、中小企業家同友会とかち支部事務局長のS氏とともに企業訪問。午後は会社で仕事。6時帰宅。7時、拓の会6グループ(電子書籍グループ)11月例会。進捗報告。後半は電子書籍の最も簡単な作り方について話をする。9時終了。18日。午前8時半、SLOW livingの月1ミーティング。9時半終了。10時からワークショップが始まる。安部郁乃さん(札幌)による「私だけの土偶作り体験」。12時、組合理事会。理事会から店に戻ると、炭火で土偶を焼いている。ついでにイモも焼いたようだ。少し不思議な光景だった。3時帰宅。「帯広中心市街地の将来構想と行動変容を考える会」にZOOM参加。19日。午前8時SLOW living。11時頃まですべき作業があった。思った以上に時間がかかる。時間がかかったついでにパソコンを入れ替えて必要なソフトをインストールする。午後は休日として過ごす。20日。午前9時出発。忠類へ。10時半、忠類コミュニティセンター。「南十勝夢街道フォトコンテスト」表彰式。審査委員長として、受賞作品について講評させていただく。昼は忠類の郊外にある森カフェトモノへ。テーブルとして使われていた学習机は、僕が小学生の頃に使っていた机とまったく同じ素材・形状だった。コーヒーを飲みながら、頭の一部は50年前に戻っていた。1時半、中札内へ。3時頃帰宅。3時50分、SLOW living。店では工房ameiroの嶋中さんによるワークショップ「白樺樹皮のかご作り」が行われていた。5時半頃帰宅。

そうせざるを得ない必然性

さまざまな人が多種多様な活動をしています。雑誌スロウを通じて知り合った方々の場合、多種多様だけではなく「ユニークさ」が加わります。「土偶」にしても「白樺樹皮のかご」にしても、かなりユニーク。個人の活動に留まらず、誰かに教えるというレベルになると、そこには何らかの必然性が存在するに違いありません。
 スロウという雑誌も考えてみると不思議な存在です。経済活動としてはとても効率が悪い。したがって、近いコンセプトの本はあると思いますが、目指すところやアプローチの方法はけっこう異なっているに違いありません。僕らはどのようにすればビジネスとして継続できるのか、ずっと考え続けています。試行錯誤の結果、今のような形にたどり着いた。しかし、まだまだ理想形とは言えず、今後さらに違った活動を試みることになるでしょう。
 僕らのまわりにも同じようなタイプの作家、生産者が大勢います。理想を追い続ける企業もある。そして、さまざまな試行錯誤をしています。ユニークだけれども「何これ?」というものがあったり、途方もない労力を要するものがあったりするでしょう。もっと楽な道があるはずなのに、なぜか回り道をする。そこに「そうせざるを得ない必然性」がある。おもしろいのは必然性を最初から認識している人と、気づいたらそうなっていたという人、両パターンの人がいることです。
 先週交流した方々の中には、使命感に燃えている人もいれば、悠々と生きているように見える人もいました。しかし、本当に悠々自適という人はいないでしょう。理想を求めるほど「楽」からは遠ざかる。けれども、本当のおもしろさは「楽」ではないところにある。「楽」→「楽しい」に転換するには「苦」を通過する必要がありそうです。昨日、森カフェトモノで飲んだ深煎りのコーヒーは、苦味の中にわずかな甘みがあって心地よいものでした。

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