
11月30日。午前9時半、中小企業家同友会とかち支部事務局員のM氏とともに会員企業訪問。1時半、ノースランド。帯広ロータリークラブ例会。2時、とかちプラザ。中小企業家同友会とかち支部の情報リテラシーセミナー。講師は帯広コア専門学校理事長の千葉直樹氏。「将来に備えたICT(情報通信技術)の活用法 ~基礎を知って、活用しよう!~」というテーマ。話はおもしろく、具体的事例もあった。後半はグループ討論。5時終了。いったん帰宅。7時、同友会事務所。新会員ガイダンス。9時半帰宅。12月1日。午前8時半、SLOW livingミーティング。11時、同友会事務所でミーティング。午後1時、社内でミーティング。6時、再び同友会事務所でミーティング。ミーティングデーだった。2日。午前中はデスクワーク。午後はミーティング。本当はZOOM参加予定の行事があったのだが、出られなくなった。
学び方の変化
情報リテラシーセミナーは参加してよかったと思える内容でした。世の中は急速にデジタル化していき、働き方もずいぶん変わっていった。リスキリングという言葉が頻繁に使われるようになり、デジタルについていけない人は時代からり残されてしまうのではないか……。そんな不安に駆られている人が多いかもしれません。
その一方で、デジタル化したにも関わらず、思ったよりも便利になっていない、業務の効率化どころか、かえってややこしくなった、という事例もあることでしょう。我が社を見ても、便利になったところとややこしくなったところ、両方ともありそうです。これは過渡期の現象と捉えるべきでしょうか? それとも無理なデジタル化に問題があるのか?
最近、僕はeインクタブレットのノート機能を使うようになりました。キーボードは使わず手書き。メリットとしてはパソコンに同期させたり、PDFに変換できること。最初は、紙のノートよりも使いにくい、書きにくいに違いないと思い込んで、この機能を使わずにいました。しかし、タブレットに手書きしている人を見て、ちょっと使ってみようという気持ちになった。そうしたら、意外なまでに使いやすい。書き心地がよいだけでなく、「消しゴム」で簡単に修正できる。そんなわけで、デジタル機器でアナログな使い方をするようになりました。デジタルとアナログが混在する。うまく使い分けることが求められているのかもしれません。
知識・技術の習得の仕方が、急速に変化しつつあります。紙の本を読んで学ぶことに向いているものがある一方、ちょっとした技術(パソコンの操作法など)ではYouTubeを参考にすることが多くなりました。家電製品を買うと説明書を読むのが面倒なもの。動画だとすんなり理解できる。紙の本を使った勉強と動画等による勉強。きっと、今の教育現場では革命的な変化が起こっているのではないか? 職場教育も当然変わっていかねばなりません。
デジタル化やDXに関するアンケートでは「人材不足」という課題が最上位に上がっています。世界的に見ても、日本は後れをとっている。Z世代が社会で活躍するようになると状況は変わっていくかもしれません。ただ、知識、スキルの格差はどんどん拡大していくことになります。技術の進歩によって仕事や暮らしが便利になるはずなのに、使えないという人が増えていく。学び合う場、機会を増やすことが重要ですね。