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取材記録44 オホーツク取材

取材記録44 オホーツク取材

12月19日。午後1時来客&ミーティング。2時半、自宅でミーティング。6時、当社3階で経営指針研究会Aグループ。20日。午後6時半、中小企業家同友会とかち支部四役と事務局の望年会。21日。午前中はとかち支部事務局長のS氏とともに企業訪問。午後2時、十勝経営者大学運営会議。22日。早朝から大量の写真の出力。10時、ZOOMによる入社試験&面接。午後1時来客。4時半、写真集のための写真選定作業。大雪が気になったが、大まかな選定作業を終える。23日。午前8時40分出発。目的地は網走。足寄まで2時間かかった。「大幅に遅れそう」と取材先に電話。だが、峠を越えると雪はほとんどない。30分遅れで取材開始。網走泊。24日。荒天を覚悟して7時45分出発。目指すは湧別。風はやや強いが危険は感じない。雨またはみぞれの中、予定よりもずっと早く到着。車内で仮眠。取材は10時から。2時間弱話を伺ってから、みぞれが降る中、撮影する。風が強く、レンズが濡れるのが気になった。オホーツクでの2件の取材。いずれも、我が社の事業活動のヒントとなる情報を得た。あとは無事帰宅するのみ。最短コースを選んだら、事故渋滞に巻き込まれそうになった。大きく迂回。午後6時半帰宅。湧別から5時間半もかかるとは。8時就寝。

タイムラグを受け入れられるか

今回の取材では、車の運転に80%くらいのエネルギーを費やすこととなりました。この2日間で3、4件の事故を目撃しました。除雪されていない高速道路は危険ですね。金曜朝の道東道の走行は緊張感マックス。年に1度か2度、このような日があるものです。
 2件の取材は対照的な内容に思えるものでした。別な記事であるため比較する必要はないのですが、僕の頭の中では比較検討作業が行われていました。どちらも真実。そして、どちらにも道が開けているように思われます。つまり、自分の信じる道を進んでいけばよいというだけの話。
 成功すれば「正しかった」、失敗すると「間違っていた」と言われることになるでしょう。けれども、道を選択した時点では正解も間違いもない。正しい道を選べばうまくいくという単純なものではない。そのことを多くの人はすでに知っているはず。けれども、失敗=間違いと思い込んでしまう。その結果、「正しい答」という存在しないものを求めるようになっていく。ここに人間の弱さがあるのではないかと思います。
 僕も、何が正しいのか考えます。もちろん、正しいことを考えるのは大切。しかし、正しい道はひとつではない。間違った道というものもありますが、AとB、どちらかが正しく、どちらかが間違いという単純なものではないはずです。自分の選んだ道が正しい。そう信じるほかありません。
 信じる道を進んでも、すぐに結果が出るはずはありません。思い通りにいかないことが圧倒的に多い。それでもエネルギーを投入し続け、どこかで望んでいた結果を得る。このタイムラグを受け入れることができるかどうか。ここが重要ですね。昨日は「15年」というタイムラグの話を伺いました。さまざまな出来事が複雑に絡み合って、不思議な偶然(必然と言うべきか)に出合う。そこまで努力を継続できるかどうか。今回の取材は、何か重要な意味を持つものであるように感じられます。

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